すとぷりのお姫様は愛されている！５ (ページ10)

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そのあと他のメンバーに事情を話して連絡したところ、全員来るってことになってそれまでさとちゃんと2人。

さとみ「びっくりした...。なんで？」

『わからないよっ！ばか！』

さとみ「おぉ...、可愛いなほんと」

さとちゃんに抱き抱えられて、膝の上に乗せられる。

見上げたらいつもよりさらに大きく見えるさとちゃん。

さとみ「泣かないの。大丈夫絶対治るから」

『泣いてないもん』

さとみ「はいはい」

頭をぽんぽんと触ってくれるさとちゃんの大きい手は、すごく安心した。

そのあとみんな揃って私を見たときの驚き方はすごかったな。

莉犬「えー！可愛い！昔もこんなに可愛かったんだね！」

『莉犬くんしゅき！』

褒めてもらえたわ。嬉しい。
単純だからね。

莉犬くんに飛びつくと嬉しそうに笑った。

莉犬「俺より背が小さい！ほっぺぷにぷに！」

『んふふっ』

莉犬「可愛い！！！でも笑顔もなんとなく大人のさくちゃんの雰囲気もあるね！」

るぅと「莉犬だけずるいよ！さくりちゃん！」

『ん？』

るぅと「可愛い！」

莉犬「首コテってするの可愛かった...」

同い年だったはずの2人は私のことをまじまじと見つめて、莉犬くんもるぅちゃんも頬ゆるゆるだ。

莉犬「ころちゃん子ども好きでしょ？」

ころん「子どもって言ったってさくじゃん...」

『ころちゃ？』

ころん「っ、無理だぁ～！」

『いっ、いちゃ...』

ジェル「痛がってるやん」

さとみ「相当可愛かったみたいだなぁ」

ころちゃんにぎゅっと抱きしめられて苦しい。

こんなこと滅多にないよ。
ころちゃんに抱きしめられるの。

他のメンバーともないか。

ななもり「はいはい。みんなそこまでね。とりあえずどうしてこうなったのか考えようね」

『なーくう！』

ななもり「おいでさくちゃん！」

『なーくうっ』

ななもり「ははっ、なーくん！だよ (笑) 」

ころちゃんから逃げた私はしゃがんで手を広げているなーくんの元に飛び込む。

やっぱりなーくんだ！！！