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疲れたときは ページ8

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その後。

朝早起きしたら何故かころちゃんと寝ていて、ひとりで首を傾げる。



全く覚えてないや。





まぁいいか。

ころちゃんが起きる前に朝食を作って、今日は2限からだったから少しゆっくりしたあと、私は大学、ころちゃんはリハーサルに向かった。


本当は今日一日中リハーサルだからねぇ。




私ダンスは覚えたけど、ほかのこともうちょっとやりたいんだよな。


誰よりも遅れてるから。
ほかのお仕事もあるし。



でもみんなもほかの用事がありながらやってるし、私も負けてられないよね。




学校が終わってリハーサルへ向かうと、一番最初に目に入ったのは誰よりも先に駆け寄ってきてくれた莉犬くん。



莉犬「さくちゃん!お疲れ様!」

『あ、元気出た』

莉犬「え?」



莉犬くんの可愛さって何?
疲れ吹っ飛んだよ。




ななもり「お疲れ様!金曜日一番疲れてるだろうけど大丈夫?」

『いやもう元気です!』



私、リハーサルないときの方が元気ないかも。
メンバーに会えない日が一番萎えてるよ多分。


気持ちはね、身体は追いつかないときあるけど。






ななもり「じゃあリハの続きやろっか」

『はーい』




みんなで楽しくリハをやったらあっという間に今日の分は終わり。

休憩中もやっていたからわりと覚えたかな。





ジェル「さくちゃん、これあげる」

『ん?栄養ドリンク?』



帰る準備をしてたとき。

ジェルくんが茶色い小さな瓶を私にくれた。




ジェル「そう。俺も飲んだんやけどめっちゃ効くで。さくちゃん最近疲れとるやろ?明日休みって言っとったしゆっくり休みや」


『えー、ありがとう』




明日は久々の休みだったから編集しようとしていた。
MIXも残ってるからやらなきゃいけなかったし。


栄養ドリンクは本当にありがたい。

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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年6月5日 21時

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