検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:1,037,006 hit

#2 ページ31

.





カセットコンロがあるから、キッチンでやることは数少ない。





よーし、とりあえず切るかぁ。

手を洗って袋から材料を取り出す。


白菜、お肉、長ネギ、きのこ、豆腐などなど。




順番に切っていると到着したのか、なーくんの声が聞こえた。





ななもり「さくちゃん1人でやってたの?」

『そうだよ。まぁ、やらせることもないし』

ななもり「え〜、でも話し相手ほしくない?」




優しい。

優しいが過ぎる。




なーくんは私の隣にやってきて、「手際がいいね」と笑って褒めてくれた。



『一応女なんでこれくらいは出来ないと』

ななもり「一応じゃなくて立派な女の子でしょ?」




今にとってみたら女の子扱いをしっかりされるのって、かなり恥ずかしいというか。

普通に照れる。




ななもり「いいお嫁さんになるね」

『もらってくれる人がいないけど』

ななもり「そう?俺はさくちゃんみたいな子がいいよ」




あぁ、もう好き。
単純だけど。



YouTubeチャンネル登録者数50万人突破で投稿した質問コーナーで、答えなかったけど「すとぷりメンバーで結婚するなら誰?」って質問があって。

今なら間違いなくなーくんって答えてるわ...。




というか付き合うならは別だけど、結婚するならなーくんしかいないよな。

安定。





ころん「早く切れよ」


『...幸せ気分だったのに』



ほわほわとあったかい気持ちになっているとき、あいつが来た。ころん。




ななもり「素直じゃないなぁ」

ころん「なーくん!」


なーくんはころちゃんが来たことにクスクスと笑っている。






まぁ、いっか。


これ以上言われないように素早く食材を切った。

#3→←忘年会



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (222 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1005人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひーりん。 | 作成日時:2018年12月31日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。