13話 ページ4
莉犬side
『さようなら〜』
ガチャッ
…ふぅ、今日も頑張ったなぁ
まだオファーの確認とか終わってないけど……←
目には見えない沢山の人に愛されてる女優さん
俺の手では届きやしなかった領域の才人
そんな人の側近で働けているだけで俺の人生はいいもんだ
パソコンに向かって手を動かしながら、俺はひとつの記憶を蘇らせていた
「いってきまーす!」
「いってらっしゃい。5時までには帰っておいで」
「はーい!」
当時7歳の時の俺は、学校から帰ってきては毎日のように公園に出かけて遊んでいた
一緒に遊んでいたのは、二つ年上のるぅとくんところちゃん
本名は、、覚えてない
「りいぬくーん!」
「はやく、こっちですよ!」
「いまいくー!」
公園の近くに3人だけの秘密基地を作ったりして
小さい輪を作って笑い合った
ことわざで言えば、「三人寄れば文殊の知恵」
俺たちは、3人揃えばなんでもできると思っていた
でも、そう思っていたのは俺だけなのかもしれなかった
「……きさん、暁月さん!」
「あれ、、熊谷さん」
「何かありましたか…?すごいぼーっとしてたけど、、」
「あ、、なんでもないです、すみませんw」
この思い出話は、また今度にしましょうか
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うさぎん - がんばれ (2023年4月10日 15時) (レス) @page6 id: e39f884148 (このIDを非表示/違反報告)
オオイヌフグリ(プロフ) - 面白いです!本当に最高な作品…。水着とかの写真集だったら話とか進めやすいのでは無いでしょうか! (2023年3月9日 23時) (レス) @page15 id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
弧亜 - はぁぁぁぁあ尊いグハァ 続き待ってます! (2023年2月6日 18時) (レス) id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな莉久 - 初コメ失礼します!凄く凄く面白いです!!莉犬くんが安定に癒しすぎて頬のにやけが止まりません(笑)更新主様のペースで頑張ってください!!応援しております! (2022年9月26日 21時) (レス) @page10 id: 3306846233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零下 | 作成日時:2022年9月7日 16時