紫の王子様がお義兄ちゃんになった件【紫】

１日目 ページ2

目の前には

とても大きいマンションが立ちはだかる。


『こんなところに住むのか…』

もう一度メモを確認する。

うん、ここで合ってるわ。

ここに従兄がいる…


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一週間前


私はいつも通り

家で両親の帰りを待っていた


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


電話？知らない番号から。


『もしもし？』←警戒心ない

？「もしもし、相原さんでしょうか？」

『そうですけど。』

？「私は警察の者です。」


え？警察官さん？

私なんかしたっけ。


警「失礼ですが、

住所を教えてもらえますか？」


え、個人情報。


『なぜ？』

警「先程、あなたのご両親が

交通事故に遭ってしまいまして…」


え…？


『両親が…事故…？』

警「はい…。なので、そちらのお宅に

迎えに行こうと思いまして…」

『分かりました。○○○○です。』

警「ありがとうございます。では

お宅でお待ち下さい。」


その後私は、警察の方に

病院へ連れて行ってもらった。

でも、着いた時にはもう

両親は他界していた。


『…お父さん…お母さん…』


そして家に帰り、両親の部屋を見ていると、

１枚の紙を見つけた。

それは、母からのメッセージだった。

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