紫色の家。 ページ36
ピーンポーン
ななもり。と一緒に立ってベルをならす。
「すいませーん！」
？「はーい」
中から高貴な人が出てきた。
な「母上…」
どうやらお母さんのようだ。
母「まぁ、紫音さん。そちらの方はどなた？」
「藤原Aと言います。少しご相談があって来た次第です。」
母「何かしら。」
「実はですね、私たち寮生活をしようと思うのです。」
母「寮生活？」
ななもり。の母は顔をしかめた
「はい。頭のいい七人が集まって、競いあったり、高めあったりすることで、学力向上と、共同生活のマナー等を身に付けると言うことです。」
母「うちの子には必要ないと思いますけど？」
「勉強に大切な設備等、必要な環境を整えておりますが、そして、紫音さんが望まれています。より良い学校生活を送ることに繋がると思います。」
母「紫音さんなんで！」
な「俺は…如月家の跡継ぎとして育てられてきた。でも、俺はこんな家継ぎたくない。」
母「なにいってるの！ダメに決まってるでしょ！あなたは跡継ぎなの！これは決まったの！！」
な「俺の人生だよ。なんで母上が言ったことをしなくちゃいけないの？」
母「そう決まってるからよ！！！どうしてそんなこと言うの！！！この女のせい？！最低なこの女のせいなのね！！！近づかないでちょうだい！！！！」
ななもり。の母上が手を振り上げた。
パシッ
あたしは振り下ろされる手を掴んだ。
「失礼ですが、お母様、この手で何回紫音さんを叩きましたか？」
母「なにいってるのよ！！離しなさい！！」
「こうやってはじめて会う人にも手をあげるということは、とてもたくさん叩いたのですね？」
母「これは躾よ！！！このクズに解らせるためよ！！！」
「子供のことをクズ呼ばわりするな！！！！」
腹が立った。
友達がクズ呼ばわりされて苛立たないやつがいるのかよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 105人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「学パロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
響 - ミツバさん» ありがとうございます！！たくさん書かせていただきます！！続編まで目を通していただけると幸いです！これからも応援よろしくお願いします！！ (2020年12月1日 18時) (
レス) id: a8b85eba27 (このIDを非表示/違反報告)
ミツバ - 初コメ失礼します！とても好みの作品です！これからも頑張ってください！ (2020年11月30日 22時) (レス) id: ac1315eda5 (このIDを非表示/違反報告)
響 - ずんだ属性の餅さん» よし！隊長に続け！ (2020年11月11日 16時) (レス) id: a8b85eba27 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ属性の餅(プロフ) - 響さん» 夢主ちゃん守る隊、出動っす！うす！ (2020年11月10日 21時) (レス) id: 2a0d204488 (このIDを非表示/違反報告)
響 - ずんだ属性の餅さん» そうなんや〜おれも好きで使いたかったんよ！じゃあ、ずんだちゃんのことを俺が守りに行くわﾆｺｯ(俺に守られてもね…ww)いつもありがと！ (2020年10月29日 6時) (レス) id: a8b85eba27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：響 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2020年9月23日 19時
