-26- ページ27
プルルル〜
『はい。』
こ『僕だけど。今大丈夫?』
『うん。どうしたの?』
こ『あのさ、仲直りしたとはいえこんなこと言うなんてあり得ないと思ったんだけど、どうしても言っておきたくて…』
『ん?』
こ『あの…。やっぱり僕、Aの事が好き』
『…………んぅぇ?』
こ『だから、Aの事が好きなの!Aにはるぅとくんがいるってことも、今はるぅとくんが好きって事も、僕のことはもう意識してくれないってことも分かってるんだけど、どうしても好きだから…』
『…。そうだね。今更なに?って話よ。』
こ『そ、そうだよね…』
『私は、るぅとくんもいるし今がめっちゃ楽しいからころんくんとはやり直せない』
こ『うん…』
『でもね?今もころんくんのことを100%忘れられたかって言われたら、そうじゃないの』
こ『…というと?』
『今でもね、たまに思い出すの。ころんくんとデートした時の事とか、些細なことで喧嘩した事、誕生日の日にサプライズでお祝いしてくれたけど空回って終わった事…。あの頃に戻れたら…って何度も思った』
こ『うん…』
『だから、今ころんくんに好きって言われて「私も」とかはならないけど、もしかしたら、ころんくんのことを意識できる時が来るかもってこと』
こ『そう…。でも、僕のことをまた好きになったとして、その時るぅとくんのことはどうするの?』
『るぅとくんは、私がまたころんくんのことを好きになって、るぅとくんに別れを告げる時が来てもころんくんのことも私のことも憎んだりしないって言ってくれた』
こ『え…』
『それは、ころんくん達が浮気をしてて私が弱くなってた時手を差し伸べたのは、私がるぅとくんのことを好きになるってことを計算してたかららしいの。』
こ『それは?』
『るぅとくんがしたことは、ころんくん達がしたことと同じだと言ってるの。だから、嫉妬心で浮気したころんくん達と、下心を抱えて好きな人に近づいた自分だと、僕の方が悪いからって……』
こ『!?るぅとくん。』
お
『ある意味、るぅとくんにも感謝しないといけないね』
こ『うん、今はるぅとくんの方が好きでも、必ず僕の方にまた振り向かせるから。覚悟しててよ、A?』
『ん…。楽しみにしとくね。』
207人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るみも - *-七海-*@めぐ民さん» あ〜煮るのも良いですよね〜茹でる次に好きです(?) (2021年6月26日 15時) (レス) id: 537429c240 (このIDを非表示/違反報告)
*-七海-*@めぐ民(プロフ) - ましゅさん» やっぱりそうですよね!私このコメント見る前にフォローされてるの見てフォロバしたんですけど、やっぱそうでしたか!これから仲良くしましょう!! (2021年6月26日 15時) (レス) id: 3c333ae94d (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - ましゅでやってます!編成が風真&桔平くんでうまってる、はずです。カオスな奴が私です (2021年6月26日 14時) (レス) id: 70d00cdbcb (このIDを非表示/違反報告)
*-七海-*@めぐ民(プロフ) - ましゅさん» ありがとうございます!もしかして、ハニプレもましゅさんでやってますか?? (2021年6月26日 14時) (レス) id: 3c333ae94d (このIDを非表示/違反報告)
*-七海-*@めぐ民(プロフ) - るみもさん» そうです!食べ物なんです!!茹でる派なんですね!私は煮る派です(?) (2021年6月26日 14時) (レス) id: 3c333ae94d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*-七海-*@めぐ民 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nanaminohomupe/
作成日時:2020年9月27日 23時