47個目 ページ3
Aside
起きると見慣れない景色が広がっていた。
「ここ…どこ?」
起き上がろうとすると手首に違和感を覚えた。見ると、手錠がかかってあった。
なんでこうなったんだっけ…?確か、学校に行こうとして近道である裏道に行ったんだよね。。で、そこで男の人に声をかけられたんだ。
そこからの記憶がない。……と言うことは?
「誘.拐.された?」
いやいや、大学生になってまで誘.拐.って…あり得ない…よね?
でも、その答えはすぐわかった。
扉が開き、一人の男が入ってきた。
玲「あれ?Aちゃん起きてたの?おはよ!」
この男……朝のヤツじゃん。まず、何で私の名前知ってるわけ?
「ここ、どこですか?」
玲「んーそれは秘密かな。ごめんね?」
何が「ごめんね?」だ。ふざけんな。
「とりあえず、この手錠外してくれません?」
玲「それは…ヤダ。だって外したらAちゃん逃げちゃうじゃん」
あ、バレた……まぁ。だいたいそうだよね。。
「っじゃ、どうして私はここに居るんですか?何で貴方は私の事知ってるんですか?」
玲「わぁ…そんな焦らないで?時間はたっぷりとあるんだから!ww」
いや。ちょ、キモっ((
「質問に答えてください」
そう言うと、男は決心をしたのか大きく息を吸いとんでもない事を口にした。
玲「僕がAちゃんを好きだからだよ」
「は?」
え、、ちょっとまって…今この人「好き」って言った?サラッとコクられた?私。。。
玲「うん!僕Aちゃんが好きなんだ。あ、顔真っ赤になってる!可愛い〜」
どうやら思わぬ事に反応してしまい、赤面してしまったようだ。
「ち、違います…あと、私にはさとm」
玲「知ってるよ。桃宮さとみ…でしょ?」
何でそこまで知ってるのよ……コイツ。
玲「あ、今何で?って思ったでしょ?ふふ、それはね僕がAちゃんをストーカーしてたからだよ?」
“ストーカーしてたからだよ?”
その言葉が脳内で何回もリピートされた。
「……え?」
じゃ、最近 妙に気配を感じるなって思ってたのはコイツのせいってこと?
玲「Aちゃん可愛いからさ…僕すっごく心配だったんだよ?」
嘘……嘘だ……。え?ストーカー?
玲「しかもAちゃん、僕以外の男なんかと同棲なんかしてるし…しかも、そこ5人の男が出入りしてるじゃん。。危ないよねぇ」
玲「だから、ここで二人で住もうね!」
231人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もなぁ - はるちぃさん» レス遅くなってしまい申し訳ないです…本当ですか??結構な自信作だったのでめちゃくちゃ嬉しいです(●︎´▽︎`●︎)ありがとうございます! (2022年5月9日 0時) (レス) id: fa86bf1920 (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - れいさん» レス遅くなってしまい申し訳ありません…最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!! (2022年5月9日 0時) (レス) id: fa86bf1920 (このIDを非表示/違反報告)
はるちぃ - 完成おめでとうございます!これを読んでる途中に泣きました。それぐらい良かったです。 (2022年1月12日 5時) (レス) @page27 id: a7768ed4b0 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 完結おめでとうございます!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年12月6日 17時) (レス) @page27 id: af394e8897 (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - あむさん» えぇ!めっちゃ嬉しいです(T^T)ありがとうございます! (2021年11月7日 10時) (レス) id: 7109ff22a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もなぁ | 作成日時:2021年4月1日 0時