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ころんside
こ「あぁ……眠っ」
……と言ってみたけど本当は眠くない。
逆に目が冴えすぎてる。
こ「ちょっと早いけど、行くかぁ」
制服に着替え、荷物をまとめたあと1階に降りてリビングへ向かう。
こ「はよ〜」
母「おはよ……って今日早くない?」
こ「なんか目覚めたんよねww」
母「そう……明日刀落ちてくるんじゃない?」
こ「いや やめてよwwwww」
え、何?そんなに早起きするのおかしい?ってか「刀が落ちてくる」はひどくない?ちょっと、、僕だって早起きくらいできますぅ〜
まぁ、毎日お母さんに叩き起こされて遅刻ギリギリな僕なんだけど( )
こ「っじゃ、いってきまーす」
母「え!?もう行くの?」
その時のお母さんの言葉の意味を理解したのは学校に着いてから。
こ「マジ?だるっ」
1時間も早く来るなんてさぁ〜。もうちょっと寝たかったんだけど。僕の睡眠時間 返しt……
こ「誰か……いる?」
いや、まさか。こんな早くに人が“いる”なんておかしいでしょ、僕が言えないけど。
そろりと教室に近づくと、そこに居たのはAちゃんだった。
……早くない?
こっそり近づいて驚かせよっかなっても思ったんだけど、なんかかわいそうだったから普通に声をかける事にした。
──────
いや、Aちゃんも時間 間違えたんかいっ。でも……可愛いなぁ。
Aちゃんと話しててふと気づいた。
僕に対して敬語使ってない??敬語とか慣れてないんだけど、、しかも同年代から……って。。
こ「あの、さ」
「はい」
こ「なんで敬語なの?」
僕だけ…だったのかな?“友達”だと思ってたの。
「あ、えっと、、」
こ「あ!そんな…深い意味(?)はないんだけどさ、“友達”ならタメ口でよくない?って思って」
「友達……?」
何故かAちゃんはポカンとしていた。
え?何かおかしいこと、言ったっけ?
「私なんかが、ころんくんの“友達”…で良いんですか、?」
こ「え!?」
いや、僕だけだったの?そう思ってたの。
なんかちょっとショック……(T_T)
こ「私“なんか”……じゃないよ?僕はAちゃんと仲良くしたい。お友達になりたいの」
「えっと……」
こ「ダメ?」
「だめ…じゃ、ない…です。。」
こ「本当?」
Aちゃんは、こくこくっと頷く。
いや可愛いかよ((
こ「っじゃ、改めてよろしくね?」
「はいっ……!」
君が赤面している理由が“僕を思って”だったらいいのに。
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もなぁ - 莉ruさん» レス遅くなってすいません…(汗)本当ですか!?ありがとうございますっ!見てみますね〜! (2021年6月12日 8時) (レス) id: 7109ff22a9 (このIDを非表示/違反報告)
莉ru(プロフ) - 面白い…大好き…私、作品作ったのだ見てくれると嬉しいです! (2021年6月1日 18時) (レス) id: 5745da0037 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» (ヾノ・∀・`)ダメダメ (2021年3月28日 17時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - りんさん» なんでよぉぉ( ´-ω-)なら、私もするもんっ! (2021年3月27日 16時) (レス) id: aa7d09cd53 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» ('-' )…… なら私がmocaちゃんに出すよ(o^∀^o)ニコッ (2021年3月26日 8時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなぁ | 作成日時:2020年12月19日 15時