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Aside
しっかり休養して元気になった次の日。
気持ちの良い朝だった。
「よしっ。今日も頑張ろっ」
家を出て電車に乗るが……何かいつもと違う気がする。1日で街の雰囲気ってこんなに変わるっけ？
それもそのはず。
「1時間早く来ちゃった……」
あまりにもウキウキしすぎて急ぎすぎちゃったらしい。人も少ないし、外もちょっと薄暗い。
「はぁ。やっちゃった」
とりあえず、席につき読書をする。
何度も読み返し、すっかりボロボロになってしまった本をバッグの中から取り出す。
この本……お気に入りなんだよね。
女の子が病院である男の子に出会う……っていう感じの泣ける感動ストーリー。
その男の子は病気があることを女の子に打ち明けたけど余命は1ヶ月もなくて。
お互い「好き」なのに「好き」って言えない。
ケータイ小説で読んで気に入ったから、文庫本も買っちゃったんだよね。読み返すと、今の自分と重なる部分が出てくるの。
こ「あれ？Aちゃんじゃん」
しばらくたった頃、誰かの声が耳に入ってきた。声のした方を向くと……ころんくんがいた。
「あ、ころんくん。おはよう」
こ「うん、おはよ。ってか早くない…？」
ｷﾞｸｯ((
「あ、えっと……その、1時間早く来ちゃったみたいで……」
こ「ふーん、バカじゃん()」
うっ……ば、バカ……そうだけど((
「ころんくんも早いですね」
こ「え！？あ、えっ…と、僕も時間 間違えたっぽい」
「バカじゃん」
本当はそんなこと、これっぽっちも思ってないけど。言われたのが ちょっっとだけイヤだったから仕返しに言ってみる。
こ「僕はバカじゃないですぅ〜ww」
「なっ！」
こ「ってか、なに読んでんの？」
……ところんくんは自分の席に荷物を置き、私の前の席に座った。
「あ、えっと……私の大好きな本です」
こ「ふーん。恋愛読むんだ」
「うん」
まぁ恋愛しか読まないんだけど((
「ころんくんは？」
こ「えぇ？？僕？？」
「うん」
こ「僕、本読まないんだよねぇ〜本よりゲームだしww」
「確かに」
こ「ちょ、“確かに”はなくない？？否定してよww」
だって……納得しちゃうもん。
ころんくんは読書とかよりゲーム…っぽいし。
「ころんくんはゲームなんです」
こ「え？ちょ、どーゆこと？？ww」
「ふふっ、内緒です」
そう。私だけの秘密。
こ「えー、なにそれー」
ちょっと……拗ねてる？
か、可愛い((
「っ……///」
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もなぁ - 莉ruさん» レス遅くなってすいません…(汗)本当ですか！？ありがとうございますっ！見てみますね〜！ (2021年6月12日 8時) (
レス) id: 7109ff22a9 (このIDを非表示/違反報告)
莉ru(プロフ) - 面白い…大好き…私、作品作ったのだ見てくれると嬉しいです！ (2021年6月1日 18時) (レス) id: 5745da0037 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» (ヾﾉ・∀・｀)ﾀﾞﾒﾀﾞﾒ (2021年3月28日 17時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - りんさん» なんでよぉぉ( ´-ω-)なら、私もするもんっ！ (2021年3月27日 16時) (レス) id: aa7d09cd53 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» ('-' )…… なら私がmocaちゃんに出すよ(o^∀^o)ﾆｺｯ (2021年3月26日 8時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなぁ | 作成日時：2020年12月19日 15時
