【ツイステ×東方】幻想郷の地霊殿に住む双子の可愛い女の子 (ページ31)

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荒野の反逆者 10話目ページ31

クロウリー「マジカルシフト大会が近づくと学園全体が浮つくのは確かです。それにしても、例年に比べて怪我人が多すぎる。
しかも、怪我をした全員が今年の大会の選抜メンバーに選ばれると注目されていた生徒なんです」

貴「つまり事故ではないと言いたいんですね？」

クロウリー「そういうことです。ただ、事件とするには証拠が何もない。全ての事故は人の目があるところで起きていて、しかも目撃者は口を揃えてこう言うのです。
本人の不注意にしか見えなかった、と。」

グリム「じゃあソイツらがドジってことなんだゾ。はい、解決ぅ～」

クロウリー「おやおやグリムくん、投げやりですねぇ」

グリム「だってオレ様には関係ねーんだゾ。どうせマジフト大会には出られねーし？大会がどうなろうと知ったっちゃねーんだゾ」

貴「確かに面倒臭いことはごめんだね。」

クロウリー「そうですか……とっておきのご褒美も用意していたんですが……」

グリム「へん！その手にはもう釣られねーんだゾ！ツナ缶100缶積まれたって協力してやんね」

こいし「前はつられたんだ♪」

クロウリー「では、マジカルシフト大会の出場枠……というのはいかがです？」

グリム「えっ！？」

貴「興味ないんだけど…ﾊｧ」
これはつられるな。

クロウリー「事件解決の暁には、君たちの寮にマジカルシフト大会出場枠を用意して差し上げましょう。
どうです？私、とびきり優しいでしょう？」

グリム「ふな……ふなぁ……！？」

クロウリー「大会に出られればその雄姿は世界中に放映。さらに満席のコロシアムの喝采を浴びることができますよ」

ユウ「グリム釣られちゃダメだよ！嘘かもよ！」

クロウリー「ですが、今回はご協力いただけないんでしたよね。残念ですが、この話はなかったことに」

グリム「ちょっと待った～～～～！やる！やるんだゾ！」

クロウリー「おや？やるんですか？」

グリム「大会に出してくれるなら話は別だ！なっ、A！こいし！ユウ！」

貴「てか人数はどうすんの？」

クロウリー「そこはホラ。学園長がマジカルなミラクルで何とかあと5人の選手を補填してあげます」

言ったな。やらなかったら(自主規制)してやるからな。

グリム「よっしゃ～！約束なんだゾ！子分たち、早速聞き込みだ！」

こいし「誰が子分だよ」

クロウリー「4人とも、頼みましたよ」

ユウ「なんて悪い人…」

クロウリー「いやですねぇ、そんなことないですよ？」そう言うと行ってしまった。

続く！