真紅の暴君 16話目 ページ42
学園裏の森
グリム「おわー！本当にたくさん栗が落ちてるんだゾ。これだけあればマロンタルト食べ放題！」
貴「栗集めなんてめんどくさいよ！魔法で集めればいいじゃん！！」
こいし「確かに…じゃあ籠に入れたいからカゴを探してこよ！」
デュース「籠かバケツなら植物園にあると思う。」
エース「じゃあ行ってみるか。」
植物園
エース「うわぁー、思ったより広い。」
デュース「これだけ広いと管理してる人がいるはずだな。手分けして探してみるか。」
エース「んじゃ、右に行く。」
デュース「俺は左にAとこいしはそこの通路を、ユウとグリムは真っ直ぐ奥へ行ってみてくれ。」
貴「了解。」こいし「じゃあまた！」
少女達探し物中〜
貴「ないね〜」こいし「うん。」
エース「あっちにカゴとトングがあったぜ〜」
デュース「…2人ともどうかしたのか？」
グリム「はっ、そうだ！栗拾い！いっぱい拾わないとタルトの食いぶちが減るんだった！」
貴「食いしん坊…拾うのめんどくさいよ…」
学園裏の森
グリム「ってことがあったんだゾ！」
エース「いや、絶対ソイツ管理人じゃないっしょ！」
こいし「うん。まず管理人さん寝てないでしょ笑」
グリム「落ち着いて思い出してみると黄色いベストを着てたから、アイツ鯖の寮のやつなのだ！」
貴「鯖www」
デュース「ナイトイレブンカレッジって不良が多いのか？」
貴「とりあえず風の魔法で結構集まったしトレイ先輩のところに持っていくか……」
大食堂 厨房
トレイ「お帰り。随分たくさん拾えたな。」
こいし「はい。Aが魔法を使って全力で拾っていたので…」
グリム「これならでっけータルトが作れるんだゾ！」
トレイ「まぁその分、これだけの量を剥くのは大変だと思うが…頑張れよ。」
デュース「これ、全部か、気が遠くなるな。」
トレイ「お菓子作りは下ごしらえが大切なんだ。」
貴「その通り！」
こいし「あれ？Aやる気になったの？」
貴「もう手伝わなきゃいけないから腹を括った。」
こいし「そっか(*´ω｀*)」
エース「へーへー、わかりました！こーなったらとことんやってやろーじゃん！」
少女達栗剥き中〜
栗を剥いたの久しぶりだな…さとりお姉ちゃんとレミリアによく作ってたな〜
エース「A早！なんでそんな早く剥けるんだよ！しかも綺麗だし…」
トレイ「起用なんだな！」
貴「よくお姉ちゃんと友達に作ってあげてたので！」
少女達タルト作り中〜
続く！
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作者名：星猫 | 作成日時：2021年3月28日 5時
