立花彩の秘密〈完〉

ドキドキする…。 ページ37

ピリリリ ピリリリ

「あ、すみません、俺です。」

「もしもし。……………………オッケー。了解。」

「どうしたの？」

「すなーらからだ。至急来てくれだって。」

「俺ら、まだ探さなきゃそうだし、先帰っといたら？」

「…そうだね。ごめんだけどそうするよ。では。」

「お邪魔しました。」

そういって黒木くんと二人で頭を下げる。

「玄関まで送らなくて大丈夫かい。」

「大丈夫です。ありがとうございました。」

そう言って部屋を出る。

靴を回収してっと。

ｸﾞｲ

「こっちだ、アーヤ。」

「う、うん。」

「入るぞ。」

そう言って黒木くんは本棚を押す。

スゥー

かすかに音がして、隠し部屋への通路が開かれた。

「こっち。」

中に入るとすぐに扉を閉める。結構暗い。



…なんだか、ドキドキするな。

「そういえば。洸佑は関西弁じゃなかったね。」

「た、たしかに！」

「しぃ。静かに。」


「ありがとうございました！！」

かすかに若武の声が聞こえる。

「…若武たちが出てきたな。そろそろ時間か。」

「いや、全然構わないよ。…じゃあね。」

「今は、、28分だ。もうすぐ洸佑も家を出る。そしたら、麻薬探しだ。」

「オッケー、頑張る。」



「洸佑も行ったね。」

「う、うん。」

「じゃあ、早速始めよう。」

暗い中黒木くんと2人、、ドキドキした…。


ぱっ

黒木くんが電気をつけてくれた。

「思ったより狭いな。コレならすぐ見つけられそうだ。」

「小塚くんによれば、ラムネのような錠剤が多いらしいよ。探してみよう。」

「コレ、か。それっぽいのはちょっとずつ袋に入れて持ち帰ろう。」


「これくらいかな。」

「そうだね。…そろそろ出よう。」

「うん。玄関はあっち、だったよね。」

「あぁ。…なるべく怪しまれないように堂々と出るのがコツかな。」

「わかった。早く上杉くんたちと合流しよう。」

靴を履いて、外に出る。

順調じゃない！？と思ったその時、、

「君たち、そこで何をしてるんだい。」

上木洸佑の声がした。



皆さん、お久しぶりです…、ごめんなさ〜い。更新、遅くなっちゃいました。
1つ、気づいたこと。事件ものは間開けちゃだめですね…。わかんなくなりますﾃﾍｯ
あと、最近KZ読んでなくて…。
口調がわかんない。
どっか、この子キャラ違う！とか思っても見逃してください。
なるべく解像度高く行きたいんですけどね…。
というわけで、次回の更新は、、、、、、いつになるんでしょうねぇ。
Anginaでした。

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