立花彩の秘密〈完〉

いつもどおり ページ19

「遅い！！どこに行っていてんだ、ふたりとも！」

「あはは…。若武、そこまでにしてあげなよ。ちょっと可哀想だよ。」

「小塚は黙ってろ。」

「ちょっと！小塚くんを責めるのは筋違いでしょ！！」

「そうだ、馬鹿武。お前が黙ってろ。」

「おい、上杉、もう一度言ってみろ。」

「一回でいいのか、安いな。」

「なにィ！？」

「はいはい、2人とも、似たいわけね。」

黒木くんのその言葉に、2人はハッとして渋々引き下がった。

ふふ。良かった。本当にいつもどおりだ！

kzなら、あんなに心配することなかったんだね。

………そういえば。

「明日、浜田はテスト返ってくるよね。みんなは、どうだったんでしょ。」

「アーヤは？ほんとは頭もいいんだよね？」

「う、うん。全科目95点以上は取りたいかな。」

「おぉ。すげーな！！」

「えへへ、ありがと」

明日かぁ…。楽しみだな！



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作者です。
このお話、恋愛に発展させようかと思っているのですが、どうでしょうか？
ちなみにそうなった場合、お相手は黒木くんです！
決まり次第お伝えします。

テスト返却の前のため息→←ちょっとおかしい黒木くん。

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