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花垣「未来に、Aくんの存在がありませんでした」
「ｯ……!!」
花垣「戸籍を調べても、何も。けど確かに、東卍の創設メンバーが写ってる写真にはいるんです。」
「…………」
花垣「Aくんは、何者なんすか…！何を知ってるんすか…？」
「…………。タケミチ、俺はタイムリーパーなんかじゃないよ。」
花垣「へ…？」
「俺だけ生きてる世界線がみんなと違う」
花垣「…」
「俺は少女漫画のヒーロー役だった。好きな人と結ばれて幸せな、ね。でも少女漫画なんて永遠ループなんだ。漫画家が先を書いてくれなきゃ俺は永遠に同じ日常をループする。だから飽きてしまった。」
「ある日、東京卍リベンジャーズっていう漫画を読んだ」
花垣「…、それって」
「この世界だよ。タケミチ、ここは俺にとっては漫画の中なんだ。信じられないだろ、だけど俺にとってはそうなんだ。
仲間思いなマイキー達に憧れた。
何人も大切な人を救うタケミチに憧れた。
俺も、…」
生きたいって思った。
この人達だったらもしかしたら
救ってくれるんじゃないかと。
でも転生する前、俺に作者は言った。
" 必ずﾀﾋぬ役"
俺はこの世界でも
誰にも甘えられないまま一人でﾀﾋぬ
花垣「…？Aくん？」
「だから俺が戸籍がないのも未来に存在しないのも、当たり前なんだよ。俺は自分の未来を知らない。皆の未来しか、知らないよ」
花垣「…っ、、ﾀﾋなない、ですよね…」
「……生きてたら 未来に存在するでしょ？笑」
花垣「ｯ……おれがっ、、俺が助けます」
「……無理だ」
花垣「絶対俺が、Aくんを救います、だから！！」
" マイキーくんの傍にいてください "
「ｯ………」
花垣「マイキーくんの未来を知ってるんすよね。本当は全部聞きたい、けどそれは未来を変えてしまうかもしれないから。変えてしまったらAくんが知ってる世界じゃなくなってしまうかもしれない。だから聞かないっす。
でも俺なりに考えたんす。Aくんがいなくなったらマイキーくんが危ない」
「………俺が、？」
花垣「Aくんがこの世界に来た時点で、もうAくんが知ってる東卍の世界じゃない。」
「!!?」
花垣「だから俺が、Aくんを救います！」
花垣「Aくんだけじゃない。ヒナもドラケンくんもあっくんも!!全員助けます」
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あむ - え、超面白いです！次の更新が死ぬほど楽しみです!!応援します！無理のないよう体調に気をつけて頑張ってください!! (2021年8月5日 19時) (
レス) id: ff2f2b0e1a (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - 初めまして！毎日更新楽しみに待ってます！！無理のないよう頑張って下さい。応援してます！！！ (2021年8月5日 15時) (レス) id: 7db00b7f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2021年8月5日 14時
