東卍の宝 壱【男主】

. ページ17

Aside




「なぁ、ふゆふゆ」

松野「その呼び方やめてください」

「…なんで千冬って俺に敬語なの？」

松野「…先輩だからですよ」

「場地とかマイキーとかタメじゃん」

松野「…Aくんは敬語です」

「はぁ？？？…まぁいいやでもいつか俺とタメで話そうよ。俺千冬大好きなんだよね」

松野「な、に言ってるんすか急に。」

「推しだよ推し。マージかっけぇの笑」









千冬はやっぱカッコイイ。

顔がいいし喧嘩も強いし優しいし良い人。

俺漫画で千冬がタケミチ守るとこボロ泣きしたんだから。








んで、ここどこかって？？

千冬の家。

この世界に俺の家は無いからね。

千冬にずっと世話になってる。









松野「はい、Aくんご飯」

「わー美味そう！いただきます」

ピンポーンっ

「ん？」

松野「俺出てきます」







今 日付変わったところだけど…
こんな時間になんだ？
場地か？







マイキー「うぃっすはやみーん」

「え？！マイキー!?」

花垣「こんばんはっす」

「ｹﾎｯｺﾞﾎｯ」

松野「ちょ、Aくんなにやってるんですか。もー、はい水」

「ん…ありがと、千冬。…なにしにきたの？」








マイキーのフッ軽さは何となくわかる。

今までもドラケンと二人できたこともあったし

マイキー1人で突然来ることも多々あるから。









いや、なんでタケミチ。

君いい子ちゃんだから帰んないと…









花垣「Aくん。2人で、話せませんか？」

「…いや、なぜ」

花垣「この前、Aくんが言ったことが全くわからなくて。俺なりに考えたんすよ。聞いてくれません？」

「……分かった。こっちで」









ジメジメしてて暑いけど

外に連れてく。




「ごめんな暑いけど。」

花垣「あ、いえ！大丈夫っす」

「…で、考えたことって？」





花垣「…未来で、Aくんのこと調べてもらいました。」


「…。」





正直俺が1番気になってること。

俺は東京卍リベンジャーズの全体、

これから何が起きて誰がﾀﾋんで

タケミチが考えてること、みんなが考えてることが

漫画を読んでたから知っている。

けど勿論、俺の未来は何も知らない。

未来で俺が生きてるのかも、

いつﾀﾋぬのかも

何も知らない。









花垣「橘ナオトっていう、未来で東卍に殺.される橘ヒナの弟が警察官になったんです。だからある程度のことを調べてもらえるんすよ俺」

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す