曲物語【歌い手】

アストロスト ページ1

天月 side

「今世紀最大の流星群がこの私達の住んでいる地に降り注ぎます！」

そんな聞き慣れたフレーズをいつも声高に告げるニュースキャスター。「毎年じゃない？(笑)」って君と笑った事を不意に思い出して思わず見上げた東京の空は今日も同じ顔のまま流れている。
僕にとっては君と笑いあって他愛のない話をしていたことが全てだったんだろう。
僕は歌ってるよ。あの日の君にずっと言えずにいた言葉を。。。遠く離れていたとしてもいつか、この声に乗せて届くように
無くし物ばっかりでだらしなかった僕もあの頃よりは少しぐらい大人になった気がするけど、1番欲しかったあの輝きをまだ迷子のように探してるよ。

声をきかせて

そばにおいで

目の前に広がる満点の星を君と寄り添って分かちあわないと意味が無い事。どうしてだろう。っ馬鹿だなぁ。今更気づくなんて

僕の目の前には数え切れないほどの沢山の流星群が流れている。その1つでも落ちる度胸に突き刺さるんだ。

「会いたいよ。A」

君がいない。こんな空っぽの世界で僕は動けずに立ち止まってる。この思い出全部捨てて歩き出すことなんて、出来ないから！

もう、過ぎ去ってしまった時間はどう足掻いたって戻すことは出来ないけど。

同じこの空をどこかで見ているなら、たとえ何億と時間がかかっても



君を見つけるから



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━いかがだったでしょうか。
読みづらい点や分かりづらい箇所がある場合にはコメントで教えていただけると幸いです。これからこんな風に書いていこうと思います。

こんな駄作者ですが、どうぞよろしくお願いしますm(*_ _)m

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