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『...そろそろその席の子、来ちゃうよ？』
彼の現在座る席は、私の真ん前の席。
彼の席は私の真横だと言うのに(それも先生による、loveへの...私がハーフだからという、気遣い...)、わざわざ毎朝こうして私の真ん前に来る。
｢えー？もっとAの可愛い顔見てたいデスね！｣
私のテキストに書き込む指が止まったのは、何も彼の言葉の内容に直接的に関係してではない。
1｢...今、loveくん、日本語話したよね？｣
2｢しかも、Aちゃん、の事、かわいいって...｣
キャーキャー話し始めたクラスメートの会話を聞く限り、私の耳は腐ってなかったらしい。
『...love、日本語話せたのね？』
｢えへへ、Aに褒めてもらおうと思って...頑張ったんですよ？｣
『ただ褒めて欲しいだけならそんな言葉じゃなくていいでしょ、日本じゃそーゆーの良くないのよ？』
好奇の視線が気になってそちらに顔を逸らすと、
再び英語に戻った彼にガッカリしたようにクラスメート達は私達に背を向けた。
ただ、会話の内容だけはまだ私達の事のようだったけど。
...おい、何だ、外人カップルとか。私一応日本の血入ってるんですけど。
そんな事考えていると視界にブロンドがちらついた。
頬に感じる暖かくて柔らかい感触に驚いて思わずloveを見ると、さっきまでヘラヘラしてた癖に、急にクソ真面目な顔でこちらを見つめていた。
｢僕は、ホンキ、デスよ？｣
その一言だけ残して自分の席(といってもやはり私の隣だが)に戻ったlove。
男子1｢...Aどうした？何か顔赤いぞ？｣
『...ちょっと黙っテ』
男子1｢なんでカタコトなんだよ、お前｣
余りに熱くなった顔に嫌気が差したため、ことの発端である彼に嫌味でも言ってやろうと顔を向ければ、イタズラっ子のような笑みでこちらを見ていた。
そして私の顔がさらにオーバーヒートしたことなんて最早コメディーでしかないのだった。
_________…
海外のお友達欲しさに書いたお話。
3ヶ国語とか話せるとカッコイイよね。
子どものために将来国際結婚しようかな()
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ちぃ汰。(プロフ) - ミーさん» コメントありがとうございます！ ニヤニヤして頂けて嬉しい限りです笑 見返してみましたが中々乱雑かつ支離滅裂文章でお恥ずかしい限りです汗 現在活動はほぼ行っておりませんが、その言葉は嬉しいです、ありがとうございます！ (2018年2月24日 12時) (
レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 素敵なお話ばかりで、ニヤニヤしながら読んでしまいました(笑)特にグルさん短編の裏切り者でもが好きです！これからも頑張って下さい(^-^) (2018年2月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 750b1e0df3 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - reiponnさん» ほんとありがとうね！ (2017年12月13日 18時) (レス) id: 64d3b538d3 (このIDを非表示/違反報告)
reiponn(プロフ) - ちぃ汰。さん» 私も好き！！ちぃちゃんが元気になってくれてよかったー！いえいえ！私こそ毎日…じゃないけどちぃちゃんと話しててとっても楽しいよ！ありがとう (2017年12月13日 17時) (レス) id: 61a6d8b17c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - reiponnさん» もう優しいかよ、まじ好き。真面目にすき。その言葉でホント元気でる！頑張るよ、ありがとう！！ (2017年12月12日 22時) (レス) id: 64d3b538d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ汰。 | 作成日時：2017年9月14日 21時
