Tears ページ31
桃「樹くーん…(´；ω；｀)」
樹「え！？どした！？ちょっと他の場所行く？」
ごめんね樹くん
また君の前で泣いちゃうね
困らせちゃうね
────────────
Hokuto side
使われてないはずの楽屋。
扉が少し開いている。
俺は見てしまった。
聞いてしまった。
桃「話、聞いてくれる？」
樹「うん」
桃「夢を見てたんやけど、私の小さい頃が出てきててん
男の人が出てきて、私は逃げてて、刃物があって、
私の方に刃物投げられてた。」
桃「すっかり忘れてたんやけどさ、私小さい頃に父親に刃物を投げつけられたことがあったな
ってのを思い出してさ。
なんでか分からへんけど起きてからもずーっと泣いてて。
それでなんかちょっと怖かった」
桃「それだけ！じゃあ！また樹くん困らせたらあかんからなあ〜
この辺で！」
樹「待って！」
そう言ってAの手を掴む樹。
涙をこぼすA。
俺らの前で泣いたことの無いAが
樹にだけ涙を見せていたのか？？
それなら、最近樹とAの仲が
妙に深まっていたのも理解出来る。
俺のことも頼って欲しい。
俺はお前の力になりたい。
どうしてお前は俺を頼ってくれないの？
樹「無理してるでしょ」
桃「してへんよ」
樹「じゃあなんで泣いてんの」
桃「わからん」
樹はAの腕を掴んだままグッと引き寄せた。
樹「またおまじないかけて欲しいの？」
手でAの顔をがっちりホールドしてる。
桃「いや、おまじないはもう要らんで笑」
樹「ちょっと元に戻ったね、良かった」
お前ら…………そういう関係だったのか……？
樹「じゃあ、戻るか！」
桃「うん」
あ、この2人今から出てくる
でも俺は何となくAを問い詰めたくなった
ｶﾞﾁｬ
樹「いつからいたの！？」
北「ちょっと来て」
強引にAの腕を引っ張って連れ去った。
樹「ほくとーーー！Aに何する気ーーー？？」
樹が大声で叫んでるけど無視。
使われていない楽屋を探して、
Aを連れ込んだ。
2人っきり。
さっきまで泣いていたAは心なしか目が赤い
北「お前樹とどういう関係なんだよ」
桃「普通の関係やで？」
北「どこがだよ
メンバー大好きーとか言って愛想振りまいてるくせに
裏では樹と駆け落ち？」
桃「そんなことしてへん！！！！勘違いせんとって！！」
俺もこんなこと言いたいわけじゃないんだ
思っている事と口から出る言葉に差がありすぎる
俺ってなんでこんなことしか言えないんだろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真ちゃん依存性(プロフ) - 個人的にはきょもオチがいいです！いつも楽しみにしてます！ (2020年2月9日 20時) (
レス) id: e05ac3d17c (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年2月4日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fちゃん | 作成日時：2020年2月2日 20時
