良 く 目 が 合 い ま す ね 。【 さとみ 】

（２） ページ2

.





あの日から普通に話はしているけど
たわいもない会話ばかりで



さとみくんはゲームが得意だから良くクラスの男子とゲームをしたりしている
隣の席だから 私もその場面を見ていることが多くて さとみくんとも良く目が合う









「 あっ！？第五やってんのお前！？ 」


『 え？あ、うん 』


「 はぁ？！早く言えよな、貸して、フレンドなっとく 」


『 えっ、ちょっ私ヘロヘロだから……！！ 』


「 だぁかぁらぁ、俺が守ってやる、つってんの、分かる？ 」


『 あ、確かに。それなら完全勝利じゃん。 』


「 …… はぁ、ほら、 」









…… え、？溜息つかれた！？なんで！！？？？！
えっ、でも普通にスマホ返して来たし、えっ、なにぃ……？？！









「 ……お前、強くね？ 」


『 え''っ、ほんと！？ 』


「 何処でこんな技術学んだんだよ、、 」


『 え、さとみくん 』


「 …… は？ 」


『 だから、さとみくんのやつずっと見てたから、多分やり方とか、コツとか、覚えたんだと思う…… 』


「 ……っ、そ、確かに、良く目合うもんな 」


『 そうそう、だから私 、ずっとさとみくんのこと見てるのかもしれないねww 』


「 っ、……はぁ、 ……ずりぃわ 」









頭を抱えてぐっしゃぐしゃに髪を乱したかと思ったら、
ころんの所行ってくるわ、
なんて席から立って一言 、ころんって言うのは私の幼馴染みの青山









『 …… いつから仲良くなったんだろう、 』





.

（３）→←（１）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す