狐のお世話担当 2【稲荷崎】

お荷物 ページ17

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『よっこらしょっと』









今日は他校で練習試合をしていた
ちなみに朝から昼過ぎまでの日程
今はもう練習試合が終わって帰る準備をしている頃









他校で練習試合となれば荷物が結構増えるわけで
ボール、ボールケース、救急箱、スクイズ、などなど
猫の手も借りたいくらいに荷物が多い









ボールケースは大きいから後にして、とりあえずボールとスクイズと救急箱、自分の荷物を持って体育館から出た
皆頼りたい気持ちがあるけど試合の後で疲れてるやろうしなんかあって怪我とかされたら困るから基本頼まない









『(重、、)』







もうちょっと分けて運べば良かったなと後悔してトロトロ歩いていた








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銀「お前1人で持ちすぎやろ、貸し」







私の後ろの方で歩いていた銀はクイッとボールが入ってるケースを持っていってくれた







『あ、ありがとう』







疲れているのに申し訳ない









角「ん、貸して」









また後ろから来たスナが救急箱とスクイズを持ってくれた









『あ、ありがとう、、2人とも！変にこけたりして怪我せんといてな！』

銀「ブハッ！俺らのこと弱くみすぎや！」

角「そうだよ、Aの方が怪我しそうで怖い」

北「そやでA、俺らのこともっと頼り」







そう言って登場した北さんに私の荷物を取られた







『あ！北さん！それは私の荷物なんでいけます！』

北「ええんよ、たまには甘えとき」

『いつも甘えさせてもらってますし、、』

北「俺らの可愛いマネージャーやから甘えてもらえた方がみんな喜ぶわ、ほら」

『ん？』

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