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4話 ページ6

貴方side


私達は今、鬼兵隊とやらがいる船の中にいる








大きな部屋に通され座るよう促される。





神威が腰を下ろしたのでそのあぐらの中に座る



胸の下あたりに神威が手をまわす。






そんな私達をみて阿伏兎はため息をついていた。






神威「晋助まだかな〜?」



晋助。鬼兵隊総督と呼ばれる高杉晋助のことか。





下の名前で呼ぶってことは仲いいのかな?

なーんて思いながらまっていると扉が開き、紫色の着物を着た少し厨二病が溢れている男が入ってきた。




その横にはピンクの痴女と、瞳孔開きっぱなしのじじいがいた。





高杉「よぉ、神威。久しぶりだなぁ」





神威「晋助こそ。元気してた?^^」





高杉「まぁまぁだな。ところで……その女はなんだ?」




隻眼の瞳を私に向ける。





貴方「……………」




私は隻眼を睨む





神威「も〜睨んじゃダメでしょ?……この子はA、俺のペットみたいなもんだよ」







そう言って私の頭を撫でる。






私は神威の首に手を回し、耳元囁いた




貴方「神威、私帰りたい。」






神威はも〜っと言って私を抱き上げた






神威「んじゃ、阿伏兎後はよろしくね^^」






阿伏兎「やっぱりこうなる……はぁ」





可哀想っと他人事のように思いそのまま神威とその場を後にした。








.









隻眼の瞳がずっとこちらを見ているのには気づかなかった。

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作者名:奏楓 | 作成日時:2017年8月21日 15時

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