123 ページ3
．
昨日よりは熱が上がっていなくて、それなりに元気だけど、絵本をよんであげたり、TVを見せたりと、激しい事はさせなかった。
戻すことなくごはんも完食して、いつも以上に甘えっ子な蓮くんは、片時も私の側を離れようとしなかった。
蓮「A〜。こっちきて〜」
「待って〜」
半径5メートル以上離れようものなら、2分に一回は名前を呼ばれるし、こうして洗濯物をベランダに干している最中も、こっち来いだの、早くしろだの、ソファで寝転がりながら言っている。
和くんがまるで小さくなったようなものだ(親も親なら子も子だ)。
蓮「せんたく、おわった？」
「終わったよ」
ベランダには出ちゃいけないと躾けているから決してベランダに出てこようとはしないから、窓越しに私の様子を見ていた。
カゴを洗面所へ戻してきてから、ソファに近づく。
．
蓮「きょうのごはんはハンバーグがいいな」
「おとといハンバーグ食べたでしょ」
蓮「たべたっけー？おかしいな？たべてないよー？」
「今日は蓮くんはそうめん。」
蓮「きこえなーい！ハンバーグ！」
耳を塞いで、ギャーギャー言っている。
どっかの誰かそっくり。
ハンバーグ、という単語しか知らないのかな？
ハンバーグは作らないけど、肉団子でも入れてあげようかな。ちょっとおかしなそうめんになっちゃうだろうけど。
．
蓮くんを膝枕して、私はワイドショーを観ていると、静かになったので、目線を下に映すと、蓮くんは寝ていた。
その寝顔がとてつもなく可愛くって、起こさないようにテーブルに手を伸ばしてスマホを取って、無音カメラで蓮くんを撮った。
和くんにも、LINEで写真を送ると、すぐに既読が着いた。
可愛い。とだけ、送ると、俺とどっちが可愛い？と返信が来たから、蓮くん、と返した。
怒ったスタンプを送りつけて来たけど、頭をナデナデしてるスタンプを送り返して、早く帰って来てね、と送った。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1815人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑤子(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます！蓮くん、可愛いですよね〜。こんな息子が欲しいです〜〜！ (2016年12月4日 19時) (
レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - ジュンさん» コメントありがとうございます！話がガラリとと変わっていきます。移行した5章でも、よろしくお願いします！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - リオさん» コメントありがとうございます！はじめまして、そしていらっしゃいませ笑！移行した章では可愛いだけでなく、カッコいい蓮くんも見れると思うので、お楽しみに！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 続きが楽しみです！レンくん可愛い♪ (2016年12月4日 7時) (レス) id: f98425d45f (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 初めて読まさせて頂きました！カッコいい和くんと可愛い蓮くんにずっとニヤニヤしながら読ませてもらいました！続きを楽しみにしてます！ (2016年12月3日 10時) (レス) id: fe1e201bdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2015年11月4日 15時
