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「お菓子、欲しいの？」
蓮「やんやんつけぼー」
蓮くんが指差したそれを手にとって、原材料名を見た。
「食べたいですか？」
蓮くんは頷いた。
蓮くんのアレルギーを引き起こす原因は入っていない。
「じゃあこれは晩御飯のあとちょっとだけ食べますか」
蓮「いいの？」
キラキラした目で私を見た。
「いいですよ。その代わり、晩御飯、残さず食べてください」
蓮「はーい」
それからは、蓮くんの足取りも軽くなって、必要なものを一通り買って、家路へ着く。
．
部屋に入るとすぐに手洗いうがいをさせて、ご飯が出来上がるまで、リビングで遊ばせる。
蓮「たのしい…？」
ハンバーグの成形をしていたら、いつの間にかカウンターから顔を出していた。
「椅子の上に立ってる…？危ないから座ってください」
蓮「みえないからやだ」
仕方ないから、一度ビニール手袋を取って手を洗ってから、蓮くんのハイチェアをキッチンの近くの邪魔にならないところに移動させる。
「これで見えますか？」
蓮「ん」
私が料理してるのを、ひたすら黙って見てる。
手伝う？と聞きたいけどあいにく、踏み台が無い。
洗面所のところにあるのでも良さそうだけど、キッチンにはまだちょっと届かない。
「今度踏み台買おう…」
蓮「いいにおい」
独り言を呟きながら、ハンバーグを焼いていた。
換気扇を入れているけど、ハンバーグの焼けるいい匂いが漂っていた。
同時進行でスープも作ってある。
「あともう少しで出来上がるので、お箸とスプーンとフォーク、用意してもらっていいですか？」
先ほど確認した引き出しから社長、蓮くん、そして新しく用意されていた私の箸を出す。
蓮「はーい」
蓮くんはそれを受け取って、ダイニングテーブルに並べに行った。
．
焼き上がったハンバーグと、付け合わせの野菜やサラダを盛り付け、さらにご飯とスープとよそう。
さすがに蓮くんには持たせられないから、私がダイニングテーブルに並べた。
すると、家の電話が鳴り響く。
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和沙(プロフ) - 瑤子さん» はい、応援しています。 (2014年10月27日 16時) (
レス) id: 54774a1bc1 (このIDを非表示/違反報告)
misaki3211(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2014年10月23日 23時) (レス) id: a559ffeab4 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - 和沙さん» コメントありがとうございます。愛読だなんて！照れます！楽しみにしている、というお言葉だけで、ご飯が食べれます。それ位嬉しいです。相変わらずの更新頻度かもしれませんが、これからも応援よろしくお願いします。 (2014年10月23日 17時) (レス) id: f92973b538 (このIDを非表示/違反報告)
misaki3211(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2014年10月18日 19時) (レス) id: a559ffeab4 (このIDを非表示/違反報告)
和沙(プロフ) - 初めまして、この小説を愛読させていただいている和沙と言います。私は毎回の更新を楽しみにしています。ご自分のペースでいいので頑張って下さい。本当に応援しています。 (2014年10月17日 23時) (レス) id: 54774a1bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2014年8月2日 17時
