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結局呼んだにも関わらず有耶無耶にした俺は、Aと共にマンションのエレベーターに乗っていた。




最上階のボタンを押す俺の手元を見ており、そしてガラス張りになっているエレベーターがどんどん上昇していることに気付く。


高いところが苦手なのか分からないが数歩扉の方へ後ずさって、「怖いのか」と聞けば「だいじょうぶです」と貼り付けたような笑みで返された。




その後家に入り、ルームサービスでこいつが食えそうな料理を頼んだ俺はひとつの空いている客間の部屋にAを通す。




『お前の部屋だ』
『好きに使え』


『ありがとうございます』




そう礼を言ってから隅っこの方に持ってきていた鞄を置いた。ベッドと小テーブルぐらいしかないが、他には何もいらないだろう。


ネクタイを緩めていればルームサービスが届き、俺はリビングのテーブルに乗せて「食え」とそれを指差した。




『風呂は隣だから使いたきゃ勝手にしろ』
『俺は部屋で仕事をしている』




何かあったら呼べと言わないのは、邪魔をするなという意味を込めたからだ。Aはそれが分かったのか知らないが、ひとつ返事で頷いて礼を述べる。



案外、面倒を見るのは簡単に済むかもしれない。

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設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 吉田松陽   
作品ジャンル:アニメ
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えりんぎ※息を吸う(プロフ) - 昔の自分と比べてしまいました。あなたの作品がとても好きです。この作品に出会えたこと、心から感謝しています。涙を拭きながら、読み進めようと思います。 (2019年1月27日 16時) (レス) id: 5e55bdde31 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - こんにちは、コメント読んでいただけているかどうか…でも、もしよんでくださるなら。わたしは、ハルさんの作品に心底惚れています。自分の書きたいものをえがくことって素晴らしいと思うんですよね!だから、周りの意見に惑わされず「ハルさんの作品」を待ってます (2018年5月2日 0時) (レス) id: a53110be97 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - 今更...な感じがしますけど、コメント失礼します。私、この作品読みながらずっと泣いちゃってました。素晴らしい作品だと思います。何回読んでも飽きないですね!感動しました。 (2018年4月2日 22時) (レス) id: 504932b45f (このIDを非表示/違反報告)
ハル@六月に一時帰還予定(プロフ) - みなさんコメントありがとうございます〜( ; ; ) お一人お一人にご返信をしたいのですが、下の方のコメントが消えてしまいそうなので割愛させていただきます( ; ; )無念……。沢山の励ましのコメントを胸にこれからも頑張って行きますので、応援お願いします!! (2018年2月1日 17時) (レス) id: 9ebc1e1d82 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - 心に響きました。恋愛要素など無くとも、人を感動させられる小説は素晴らしいと思います。これからも頑張ってください。応援しています! (2018年1月12日 20時) (レス) id: acfcc66616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory  
作成日時:2017年10月6日 18時

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