＊ヴァンパイア騎士＊夢小説＊２

第51話 ページ33

＿＿Aside＿＿




広くて迷子になったようだ。

恥ずかしい。




ここどこ？

日本？









…あたりまえだ。


一人でツッコミなんてどこのどいつがやってんだよ…





俺だよ…。









「ゆーううううきいいいい!!!」





兎に角この状況、俺は叫ぶ事しかできなかった。

情けない…





「あーもー……本当ごめん優姫ぃ…」






…何故俺は優姫に謝ったんだろう…








今自分に疑問持ってるが、そんなことをしている場合じゃない。




「…！」




鉄のような匂いがする。


近いのか遠いのかイマイチよくわからない。



…ただ、この道を真っ直ぐ進めばいいようだ。









…いってみるか…。




何かある気がする…。



俺はひたすら進んだ。



後ろをふりかえもせず、ただ真っ直ぐ。

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