＊ヴァンパイア騎士＊夢小説＊２

第４５話 ページ27

＿＿舞踏会当日＿＿


「……Aちゃん…！」


「ん？」



優姫は目を輝かせていた。

キラキラと効果音がでそうなほど。



「どうした？優姫…」


「格好いい…！ 格好いいけどさぁ…

なんでドレスじゃないの…⁉」





女子はドレスを着て、男子は制服で踊る。

Aの場合、制服で、髪をポニーテールでまとめている。

ただそれだけでまた一味違うイケメンになっている。



「いや…そりゃあんなの着たくねぇよ…

あんな動き辛そうなもん…

お前が着りゃそれでいーわ。」



「んな…ななな何いってんの⁉」



優姫は赤くなった。


何でかしらないけど。





ちなみに優姫は寮長さんからもらったドレスで身を包んでいる。







「じゃあ、いくか。」


「うん！」






＿＿＿in舞踏館＿＿＿


生徒は、ほとんど来ているようだった。

生徒達をかきわけて行くと、零の姿があった。



「…誰だ？」


「あの…零君…それかなりショックが…」



まさかの台詞。

Aが髪型を変えるだけで誰だか分からなくなっていた。



「とりあえず中に行こう！」


優姫が二人をまとめ、舞踏館内へ。

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