伊野尾杯【挫折編】4 (伊野尾争奪戦×in)短編集

いつでもジャンプ(たかいの) ページ17

3月19日 デイリーより



カメラマン「はい、じゃもっとくっついて下さいね〜。ぎゅ〜っとね」


全員「「「「は〜い」」」」


大「んじゃぁ、ぎゅ〜っといきますか、ぎゅ〜っと！！」



伊「んあっ、こら、高木！！どこ触ってんだよ！？」

高「あぁ、ごめん。いつもの癖で手が伊野尾くんの胸に…」




な〜んて、もちろん、嘘っ！！

だってさ、最近さ、みんなしてさ伊野尾君に近くね？

さっきのゆうとといい、薮くんなんて最近しょっちゅう伊野尾君の胸触ってるしさ、たまには俺だっていいじゃん。
それに俺のだし。
ここはバシッと主張しとかないとさっ！

けど、伊野尾君に後ろ向きにキッと睨まれて、手をパシパシ叩かれたら、大人しく肩にしたよ。

これ以上はぜってぇ譲らないからな。



知「何してんだよっ、雄也！！いのちゃんから離れろ！」

高「いや、今、ぎゅ〜っと寄れって言われたばっかじゃん」



そういう意味じゃないだろぅ、と言いながら俺と伊野尾君を引き剥がそうと手を伸ばして来た知 念。
相変わらず知 念の伊野尾君レーダーは健在だ。
いや、ますます感度が増してる気さえする。



大「なぁ〜に、やってんだよ知 念。勝手に動くんじゃねぇよ。危ないだろ」



と、有 岡くんに阻止されて、知 念はあえなく撃沈。



カ「いいねぇ、仲良い感じで…そのまま、そのまま」



この伊野尾君の横の取り合いの攻防戦を勘違いしているカメラマンからは仲良く見えるらしい。


シャッター音が鳴り響く。
　

けど、諦めない知 念はなんとか伊野尾君のところに来ようとして、有 岡くんの手の拘束をほどこうとするけど、有 岡くんも俺との間じゃなくて、自分との間に入られるのかと思って離さない。
そりゃそうだ。
もし伊野尾君の前に知 念が来たら、伊野尾君はバックハグするかもしれないし、このままなら有 岡くんもその可能性がある。
俺ももちろん、手は肩で妥協したけど、場所はぜってぇ譲らねぇからな。






チーフマネ「何してんだ、あいつら…」






＊と、いうのを、青い鳥に会話だけ上げました。少し手を加えてアップしました。ディリーは毎日0時と同時に見てます。たまに早すぎて変わってない時も…。笑。アニメの主題歌の発表？楽しみですね。ちょうど息子の引っ越しので出かけててリアタイはできないかも…(引っ越しの手伝いではないです。もう終わってます)残念

アーチストメッセージ（たかいの）→←いつでもジャンプ(ゆといの)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す