Songs！2(jump ×in)

2(完) ページ8

光くんとのツーショット撮影が終わった伊野尾君が戻って来て、2人で今の映像を確認しようとしている。

俺は黙って青いキャップのペットボトルを渡す。


サンキュ〜っと、相変わらず軽い返事。


もうっ、俺はこんなに落ち込んでるのにっ！！


光くんと隣り合わせに座って映像を見て話してる。

後ろに居る俺は間に入って行きたい衝動を抑え、手持ちぶたさだったので、ペットボトルの横にあったガムを取って噛む。

後ろを見ずに、にゅうっと白い手が肩の上から後ろに伸びて来た。


伊「俺にもガム、ちょ〜だい」

高「あぁ…」


と、ガムを渡す。


伊「ありがと」


っとガムを紙から出して噛む伊野尾君。


光「あ〜俺にもちょうだい」

高「あっ、今の伊野尾君のがラスイチ」

光「え〜〜なんだ…」

伊「俺の食いかけでよければあげよっか？」


なんて、口を開けて中のガムをベッと見せながら言うから、思わず


高「えっ、なんで伊野尾君があげんの？光君、いるなら俺のをあげるから、俺に伊野尾君のちょうだい！？」

伊「はっ？なんでそんなややこしいことすんの？」

高「だって、伊野尾君が噛んでるガム、光君にあげるなんて言うから…そんなん俺が欲しいし、なんなら口移しでくれてもいいし…」

伊「な、何、言ってんだよ、高木…」

光「あ〜〜〜もう、2人ともいちゃいちゃすんのやめてくんない？俺のはいのちゃんのも高木のもどっちも噛んでるヤツなんかいらねぇ〜し！なんなら、トイレでも行ってお互いのを交換でもなんでもしてくれ！」

高「……それ、いいアイディ…」

伊「よくねぇから、まったくもうっ！！光も余計なこと言うなよ…」


若干、被せ気味に言われた。


結局、ガムは残念なことに交換はしなかったけど、2人だけでガムを噛んで映像を見てるシーンが使われてて、ちょっと優越感な俺は単純かもしれない。



fin



…す、すみません…台に先に上がったゆうとが手を出すのに高木さんがスルーしたので書いてしまいました。
更に、2人でガムを噛んでたから足しちゃいました！！

ワンカットも一緒にならないなら、せめて他で…うううっ…(T ^ T)

台湾のPVに期待します！！



rei

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