Songs！2(jump ×in)

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A「そ〜じゃなくてな…」



伊野尾ちゃんのセリフに高木が真面目に


高「伊野尾君っ！！俺というものがありながら…」



許さないからな……ってAさんの胸ぐらを掴まんばかりに迫って行く。

いのちゃんに怒りながらも、高木が直接いのちゃんを怒れるわけもなく、の選択だ。



伊「なんだよ〜本気にすんなよ、高木ぃ〜」



って、へらって笑うけど



高「じゃぁ、冗談でもいいから俺にもプロポーズして！！」

伊「ええっ！？駄目だよ。それじゃあ、重婚になっちゃうじゃん。俺、結婚詐欺師じゃねぇし」

A「伊野尾。……そこは、俺の為にも『うん』って言っとけ」

高「そうだよ。なんで俺にはプロポーズしてくんないの？Aさんなんかにして…」

A「おいっ、俺に失礼だぞっ、高木！」

高「だって、だってさ…」






あ〜〜〜〜〜〜ぁっ、もう面倒臭いっ！！





俺は3人の間に入って行って高木の腕を取って組む。



大「分かった、分かった。俺が高木と結婚してやるから、それでいいだろ？」

伊「おおっ、円満解決！！」

高「……じゃねぇよ…。何で俺が有 岡君と結婚すんだよ」



っと、心底嫌そうに俺の腕を振り払いやがった。



大「おいっ、俺にも失礼だそっ！」

A「じゃ、俺が伊野尾に三行半つけて高木に返すから…」

伊「……じゃ、一回、俺と結婚すんだな、Aさん」

A「あっ、そうか、それじゃ駄目か」




っと、2人のやりとりにボソッと高木が


高「みこす…
伊「おい、みなまで言ったら、放送禁止だからな。【み】と【半】しか合ってねぇぞ」

高「…って、何？」



いや、俺も思ったけどさ。


【三行半】って…。


相変わらず、素直な高木は思ってる事が口に出ちゃってる。


伊「夫が妻に離縁状を渡す時に使う言葉だよ」

高「【妻】って……Aさん、伊野尾君のプロポーズ受けんの！？」

A「いや、食いつくとこ、そこじゃないだろ…」




「「「「「バンッ！！！」」」」」




っと、後ろから机を叩く大きな音がして、みんなが一斉に振り返る。

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