Songs！2(jump ×in)

Stupid 1 (tk×in) ページ2

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高「うわあ〜〜〜〜〜っ！！わっかんねぇ〜〜。今回、英語多すぎだろ…。カタカナ振ってもらっても言えねぇよ…」


ラスマーのカップリングとされる曲を明日、レコーディングするんだけど…渡された歌詞カードを自宅のソファーで絶賛格闘中だ。

他は分かんないけど、うちいつも全員、全部歌わされて、誰のどこを使われているのかは後にならないと分からない…だから、一応、全部歌うんだ。

昨日、チーフマネージャーのAさんから『ほら、これラス豆のカップリングの歌詞カード。俺は親切だからな、英語、ルビふっといたから、ありがたく思えよ！あ〜ぁ、俺ってなんて優しいんだろう』と自画自賛しながら渡された歌詞カードと作曲家の歌が入ってるデモテープを渡された。(今はCDなのかな？)


伊「あ〜高木と光には難しいだろうな…」


あなたね、さらっと言うけどね……80…いや、90%は英語なのよ！！

だけど、余裕綽々な伊野尾君に思わず溜め息がでる。


高「……伊野尾君ってさ、何気に英語、喋れるよね。めざましでも外人に普通に話しかけてたもんな。やっぱ、頭、いんだなぁ〜」

伊「俺のはカタカナ英語だからね。発音ならゆうとのが上手いよ」

高「いや、咄嗟に出てくんのがすげぇよ。俺だったら頭、真っ白で喋れねぇよ。それに伊野尾君が【カタカナ英語】なら、俺なんか【ひらがな英語】だよ」

伊「ぶっ…あははははっ…ひらがな英語って…高木にしては上手い事、言うな。座布団10枚！！」



うっひっひっひっ…って、肩揺らして口元に手を当てて笑ってっけど。



高「笑うなって。マジで言ってんだからな！
もう、俺、一生分の英語喋った気がするよ」

伊「大げさな…」

高「いや、マジ……。しばらく英語見たくない…」

伊「レコーディング明日だぞ。その前にギブしてどうすんだよ」

高「ううぅ…。だってぇ〜もう、無理！！アルファベットに拒否反応してる」

伊「漢字にも拒否反応するくせに…」


高「おいっ！！まっ…そうなんだけどさ…。それよりさ、さっきの【座布団10枚】なんだけどさ、あれさ違うものくんない？」

伊「くんない！！」


きっぱりはっきり言う伊野尾君。


高「い〜じゃん。俺の士気を高める為に…ねっ…」



と、ダメ元で甘えてみる。

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