こじらせ系女子。【リヴァイ】現パロ《転生》 (ページ9)

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7.-thirdstory- ページ9

エ「A。お前もリヴァイ班に入ってくれ。」

ん？

リヴァイ班ってエレンとヒストリアの？

だとしたらこれはチャンスだ！

リヴァイと話したい！

『了解！

でもなんで今？』

エ「リヴァイだけでは手に負えないと連絡があってな、

Aを指名したよ。」

うん。っえ？リヴァイが？

そんなの照れるって//

『おーそゆことですか』

エ「あぁ、そういうことだから

よろしく頼むぞ」

『了解です！』

それからまた月日は経って

ウォール･マリア最終奪還作戦の前夜。

リ「おい、A。

ちょっと外で話さねーか？」

珍しくリヴァイから声をかけてきた。

『うん、いいよ』

『うわっ！月が綺麗！』

リ「あぁ、そうだな」ﾌｯ

ﾄﾞｷｯ

微笑んでいるリヴァイはいつもに増して

かっこよくてずっとこの時間が続けばいいって

思っていた。

ｽｯ

私の髪に触れて

リ「なぁA、明日、死ぬなよ。」

って言った。

『絶対死なない！

巨人を全滅させるまでは

死にたくないから。

でも、もし私が死んだら、

私の事忘れないでね。』

リ「縁起の悪いこというなよ。笑

だが、俺はお前の事は忘れない。

絶対にだ。」ｷﾞｭｯ

手を繋がれた。

どきどきが収まらないっ//

なんで今日に限ってこんなにも

愛しくなるようなことをするんだろう。

やっぱりずるいよ。

リ「もし、お前が奪還作戦後生きていたら

伝えたいことがあるんだ。」

『なにそれ！今言ってよ！笑』

リ「今はまだ無理だ。

やるべき事を果たしてからお前に言いたいんだ。」

『そっか。

分かった。

じゃあ絶対生きて帰るよ。

だからリヴァイも死なないで。』

リ「あぁ、分かっている。」

でも私は死んだ。

リヴァイを守れたからまだいい。

でも、私は真実を知らない。

リヴァイが言いたかったことも

エレンの地下室の秘密も。

人類の結末を。

生きたかった。

ただそれだけが心にある。

ねぇ、リヴァイ、

あの時何を伝えたかったの？