青い炎とハリネズミと私【ソニック】 (ページ23)

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Blue21:"カオスエメラルド" ページ23

キューバの問いにソニックが言う。
ｿﾆｯｸ｢"カオスエメラルド"っていうのは、"奇跡を呼ぶ宝石"って言われているんだ｣
キューバ『奇跡を？』
A｢呼ぶ？｣
Aとキューバは首をかしげる。
ｿﾆｯｸ｢Yes！カオスエメラルドは全部で７つあって、集めるとすごいパワーが出るんだぜ！｣
ソニックは自信満々に言った。
ｿﾆｯｸ｢まさかこっちの世界にあるとは思わなかったけどな｣
Aは迷った。あの宝石のことを話すべきか、否(いな)か。
その時シャドウが口を開いた。
ｼｬﾄﾞｳ｢今度はこっちから聞きたい｣
A｢？｣
キューバ『何～？』
ｼｬﾄﾞｳ｢あの青い炎は何だ？あれは君の能力(ちから)なのか？｣
Aはビクッとする。
ｿﾆｯｸ｢炎？｣
ソニックが尋ねる。
ｼﾙﾊﾞｰ｢ソニック、アンタは知らないだろうけどAは何もないところから青い炎を出現(だ)したんだ。それであの植物を跡形もなく燃やし尽くした｣
ｿﾆｯｸ｢What！？｣
ｼｬﾄﾞｳ｢君は一体、何者なんだ？｣
シャドウは尋ねる。
沈黙が通り過ぎる。
A｢………………………私、は……………………｣
キューバはAを見る。
また沈黙が通り過ぎた。
A｢私は…………………！｣
刹那(せつな)。
コンコンッ！と窓を叩く音がする。
Aたちは窓を見る。そこには１羽の鳥が嘴(くちばし)で窓をつついていた。
Aは好機と窓に近づき開ける。
鳥は部屋の中に入ってくるとテーブルの上にとまった。
キューバ『何だこの鳥？』
キューバが言う。
すると鳥は嘴を開いた。
？{『何だ』とは聞き捨てならないぞブリキ}
鳥は声を発した。