検索窓
今日:3 hit、昨日:15 hit、合計:37,535 hit

☆NO☆ ページ9




私の目の前

子犬みたいな潤んだ瞳で見つめてくるのは



佐藤健、、さん。



私が今担当している映画の俳優さん。



どういうつもりかわからないけど


ご飯行こう、だとか
彼氏はいるのか、だとか


超絶可愛い顔で言ってくる。




冴島さんに


「俳優とプライベートで交流するのは控えて」




いつも言われてるから


断らなきゃいけないんだけど、、、



上手く言葉が出てこない時だってある。





健「冗談で誘うほど、俺暇じゃないし。」




初めは
ただチャラいだけなのかもって思ったけど


現場での態度とか
雰囲気とか

見ててもそんな風に思わないし。



確かに、暇そうにも見えなし。
むしろハードスケジュールで心配なレベルだし。



なんか、、



A「、、、ごめんなさい。」



健「、、謝んないでよ。笑
そんなことされたら、もう誘えないじゃん。」




眉毛を下げて
優しく笑う佐藤さん。


その顔はずるい。

心臓が鷲掴みされたみたいに
キューン ってなった。


どうしよう。




A「今じゃなくて....いつか、、
あっ映画の公開が終わったら、とか。。
今ちょっといっぱいいっぱいで。。」


健「ほんとに?
誘っていいの?」



クリクリの目をキラキラさせて

私なんかにそんなセリフ.....勿体ない。




A「はい///」




断わるつもりが

誘ってください、てお願いまでしちゃって


私、バカだ。



でも

その頃にはもう忘れられてるかもしれないし。



とにかく今は、NOとは言いたくなかった。

☆line☆→←ウサギ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
設定タグ:佐藤健
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

真尾 アコ(プロフ) - この小説凄く面白いです!!!ハマりました! (2017年11月30日 22時) (レス) id: 5e77efd9cd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2017年9月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。