俺最弱説 (ページ24)

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マッスグページ24

長居し過ぎて

嫌われたらイヤだし。

特に予定は無いけど、家に帰ってきた。

--------ていうか

あん時、アオが突っ込んで来なかったら

キス…してた…よね？

それって、どゆこと？

ベッドに仰向けになって

転がって

また仰向けになって。

Aさんの表情を思い出す。

打っても響かない人だと思ってた。

響いたところで
今度は俺が飽きるかも、なんて思ってた。

でも

飽きるどころか

どんどん惹かれていく感覚。。

やべ。
もう会いたい。

俺、、、どうしたらいい？

--------

剛「で？俺に電話してきたの？
かわい～たけちゃん。」

健「イラッとしたんで切りますね」

剛「怒んないでよ～。笑
たけちゃんに恋愛相談される日が来るとはね」

健「俺こういうの久しぶりすぎて
わかんないんだよね」

剛「まじめに恋愛しないからこんなことになるんだよ」

健「めんどくさかったから、色々」

剛「わからんでもないけどね。
でも俺に相談したところで何の解決にもならないよ。
恋愛関係は当事者二人で作っていくものだからね。」

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ここ何年間かは

言い寄ってきてくれる人の中から

いいな、と思う人を選んで

適当に遊んで

付き合うでもなく、別れるでもなく

という恋愛を繰り返してきた。

相手の欠点を見つけた時は

治すでもなく、話し合うでもなく

フェイドアウトして。

異性にエネルギーを注ぐということをしてこなかった。

だから

俺の恋愛偏差値は
間違いなく、超低レベルだと思う。

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剛「結果はどうであれ
せっかく恋できたんだから、とにかくまっすぐ想ってみなよ。
美味しいもん食べたら、あ～これあの人にも食べさせたいな、とかさ。
そういうのでいいんだよ。
たけちゃんに必要なのは、"恋人"よりも、そういう気持ちだと思うよ。」