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「私、お兄ちゃんサッカー部だよ?」
高「うぇ!?まじ!?…あ!もしかして、お兄ちゃん将人先輩?」
「そうそう!」
高「妹いるって言ってたけど、榎本さんのことだったんだ〜」
ちょっとした共通点が見つかって、話題が増える。
私も小学校の頃少しだけスポ少でサッカーやってたし、今でも観戦は好きだからサッカーの話で盛り上がる。
高「俺はどっちかって言うと見るよりプレーする方が好きかな」
「そうなんだ〜じゃあ今度高地くんがプレーしてるとこ見てみたいな」
高「まじ?(笑)じゃあ胸張ってレギュラーなれるようにもっと頑張らなきゃだ」
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那「ねぇねぇお兄ちゃん。高地くんってどんな後輩?」
将「優吾?優吾は1年の中で1番実力あるし、人当たりもいいし……ってなんだよいきなり」
那「ふ〜ん、そっか〜」
将「だから、なんで突然優吾のこと聞いてくんの?」
那「ん〜ちょっと知り合いになったというか?」
将「なんで質問してんのに疑問形で返してくんだよ(笑)でも次の大会あたりからレギュラー争いに加わると思う。そんぐらい実力ある」
お兄ちゃんがここまで人を褒めることってあまりないから、高地くんの実力はすごいんだなって。
今度高地くんには内緒で試合見に行こうかな。
バレた時はお兄ちゃんの応援って言って誤魔化してね。
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作者名:ちゃん | 作成日時:2021年7月29日 7時