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家に着くと、携帯を見つめて何だか険悪な感じのひろ。
どうしたの？
ってきいても、何でもないの一点張り。
…絶対何かあるくせに。
北｢…なに。
本当に何も無いから。｣
｢うん、わかったって。｣
北｢ちょっと店から電話きたからさ、電話かけてきていい？｣
｢そうなんだ、いいよー。｣
そう言うと外に行こうとしたから、
｢え？
ここでかければ？｣
そう言った。
だって、わざわざ外に出て話すことでもないと思ったから。
北｢いやー…
ちょっと外でかけてくるわ。｣
玄関がパタンと閉まる音が聞こえて、一気に静まり返ったこの部屋。
…ひろ。
言ったよね、心配するなって。
この状況で心配するなって言われても、無理だよ。
私はひろの全てが知りたい。
じゃないと、
…じゃないと一気にあなたの事が信頼できなくなってしまうから。
.
10分くらいしてから、また玄関の扉が閉まる音がした。
北｢…ごめんごめん。
長引いたわ〜｣
何事も無かったかのように、普通に部屋に入ってくるひろ。
なんとなくだけど、ひろを見ることが出来なかった。
北｢ん？
どした？
こっち見てよ(笑)｣
｢…うん。｣
北｢なに？
どうした本当に。｣
｢…何隠してるの？｣
北｢…え？｣
｢私に何隠してるの？｣
北｢何も隠してないよ。｣
そう言うけど、ひろの目は少し動揺してるみたいだった。
…やっぱり、なにか隠してるんじゃん。
｢正直に言うね。
…ひろのことわかんないよ。
ひろのことで知ってることって、名前と歳とバーで働いてるってことだけ。
内面は色々しってるよ？
私、ひろの優しいところとか面白いところ好きになったから。
でも、ひろのこと全然知らない。
なのに知ろうとしたら嫌がるよね。
こんなんじゃ、不安なんてなくならないし、信頼だってしにくくなる。
ねぇ、何隠してるの？｣
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yuu.(プロフ) - 花さん» 初めまして！ありがとうございます！だいぶ前から書き始めているのですが、途中で色々悩んでしまってます(;_;)笑 更新遅めですが、これからもよろしくお願いします★ (2017年9月4日 0時) (
レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらってます！新作ありがとうございます^^今回の話とても好きな予感がします♪♪更新楽しみにしています＼(^o^)／ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 169f000552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yun
| 作成日時：2017年9月3日 22時
