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何回体を重ねたのか覚えてない。

その度好きっていう感情がどんどん強くなっていった。




2人のも寝てしまって、起きたのは夕方。


起きたらひろくんが優しくキスをしてくれた。


北「おはよ。

まだ夜の6時だけどね。」


やっぱりひろくんがいると安心して寝れるみたい。


北「そもそもさ、なんで家でてったわけ?


…まぁ分かるんだけどさ。」



「それはいいんだ。

私が間違ってたから。


ひろくんは何も悪くないよ?」



だって、わたしが我慢すればいいだけだもんね?

そしたら、


北「…お前のそういうところは嫌い。

なんでも自分で解決しちゃうところ。


言って?


じゃないとまたこんなふうになる。」


って。

だから、素直に話した。



「本格的に同棲してから、家事とか全部私でしょ?

昔はさ、自分のことは結構やってくれてたし、なんにも問題なかったんだけどね。

やっぱり量も増えたししんどくて。

ひろくん自分のこともやらないし…。


仕事終わって帰ってきて、家事やると自分のことやる暇なんて全然なくて。

それで女捨ててるって言われたら、少しかちんってきちゃった。」



北「…やっぱ俺のせいか〜。」



「違うよ!

私がしっかりしなきゃダメなんだよ。」


そしたら、バカか!って言われてデコピンされた。


北「…お前に甘え過ぎてたわ。

そうだよな。


残業して、帰ってくるの遅いのに全部押し付けてさ。

俺最低だわ。」



「…そうだよ。

お互い協力しないとやってけられないよ。


…私はさ、嫌われたくなくて頑張ってたのに。

あんなこと言われたくなかった!」



北「ごめんって。

…ほら泣くなよ?



全部受け止めるとか言っといて、逆に迷惑かけてたな。

俺さ、しっかりしてるとか言われるけど本当はそんなことないんだよ。

だからプライベートはだらけちゃうのかも。


もしさ、そういう事あったら次からは絶対言って?

気をつけるし、迷惑かけない。


お前とうまくやっていきたいんだ。

そんな事で、お前のこと嫌いになんてならねぇーから。」




「うん…。」



北「…よし。


仲直りっと。」



唇に触れるだけのキス。

なんとなく私は、ひろくんに抱きついた。



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作者名:yun | 作成日時:2017年5月3日 9時

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