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そしたら、
北「何恥ずかしがってんの?」
って、俺様モードのひろくん。
北「お前だって変態のくせに。」
離れようとして逃げる私を追うかのように後ろをついてくる。
北「本当は、好きなんでしょ?
素直じゃないね。
やってる時はすげー素直なくせに。」
「…何いってんの。
やめてよ!」
北「やめるわけないじゃん(笑)
…ほら、もう逃げんな。」
あっという間に捕まって、あっという間にベッドに連れてかれて押し倒される。
北「来年は俺の誕生日も祝って?
しっかりと2人でお祝いしたい。
お前の誕生日も、俺の誕生日も二人で祝いたい。
お前の作った飯とケーキと…あ、甘いのはそんなに食べれないからね。俺。」
「…わかってるよ。
来年、祝えるかな?
来年にならないとわからないよ?」
北「…どういうことだよ。
お前は俺と一緒にいる気ないわけ?」
「そんなことないけど、ひろくんが私のこと飽きちゃうかもねってこと。」
北「飽きねーし。
むしろ、結婚する気だって言ったっしょ。
…何お前、まだ心配なわけ?」
ベッドに押し倒されて、ひろくんとの距離は5センチくらい。
喋る度に吐息がかかるくらい近かった。
心配してるわけじゃないけど、何があるかわかんないし二人で居たいのに居れないことだってあるだろうし、なんか不安になっていた。
「…ちがうよ。
ごめん、ちょっと不安になった。」
そう言うと、少し不機嫌だった顔が緩んで、優しくキスをしてくれた。
北「不安はあるよ、俺だって。
でも、付き合ったのにそんなこと考えてちゃ上手くいかないでしょ?
お前の不安とか心配事とか、全部俺が受け止めるし安心して?
俺はお前とこれからの人生を歩むつもりだからさ。」
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作者名:yun | 作成日時:2017年5月3日 9時