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玉「どうした?
てか、あいつ何なの?」
玉森くんは今朝の北山くんの態度について怒ってるみたい。
でも、その原因は私なんだ…。
「北山くんに、もう仕事以外で関わるのやめよっていったの。
だから今朝あんな態度だったんだと思う。」
玉「そっか。
その方が俺にしちゃ好都合だからありがたいけどね。」
「冗談やめてって!
…とりあえず戻ろっか。
仕事しないと。」
ニヤニヤしてる玉森くん。
時計を見て、早く戻ろうと伝えた。
玉「仕事仕事言いすぎだって。
まぁ戻るかー。」
…自分のせいってわかってるけど、まさかひろくんが職場でこんなことするなんて思ってなかったし。
どうしよ、私。
その日、一日中ひろくんは帰ってこなくて。
まぁそうだよねって思った。
今日も家、帰れないかな…。
実際、ひろくんのことばかり考えてしまう私。
なにか正解なのか、わからないや。
ボードを見たら、北山っと書いてある欄には、直帰の書いてあった。
私の家に帰ったのかな?
それともほかの女の人?
三時間くらい残業をして、また昨日泊まったホテルに帰ろうとした。
河合ちゃんからは、すごく心配されるし、
玉森くんは…すごい話しかけてくるし。
とりあえず、一人になりたいって思ってしまった。
会社を出て駅に向かう。
駅前のビジネスホテルに泊まってるから。
…そしたら、駅の入口の近くで立っているひろくんがいるし。
「…うそ、何でいるの?」
きょろきょろして、誰か探してるみたいだった。
もしかして、私?
バレないように、ホテルへと向かった。
ホテルについてチェックインする。
そしたら、二名様ですねって。
「え?」
振り向いたら、
北「…はぁはぁ。
そうです、お願いします。」
息を整えてる、ひろくんがいた。
「…なんで?」
北「…」
ホテルの人が、心配そうに見てくる。
どうしよ、どうしよ!
北「大丈夫です。
変な人じゃないので。
もしそう思うなら別の部屋とってもらって構わないんで。」
部屋が空いてるからと言って二部屋分の鍵をもらう。
…やばい。
早くひろくんから離れないと。
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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時