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次の日、コインロッカーに荷物を預けて会社に出勤。みんな何も無かったかのようにしてくれる。
そして、ニカちゃんと河合ちゃん。
2人はひろくんのお陰で数ヶ月前に付き合うことになった。
だから、前よりニカちゃんとも仲が良くなったんだけど、二人ともすごく心配してくれた。
ニ「Aさん、大丈夫でした?
何かあったら言ってくださいね!!」
「ありがとう。
大丈夫だよ。
今日から頑張るね(笑)」
そして、数分後にひろくんが出社。
返事しなかったけど、昨日からすごく電話とか来てて、会うのが正直こわかったりする。
目を合わさないようにしてたけど、出勤してすぐ私のところに。
北「…おい。
ちょっと来いよ。」
普段、職場では見せない男っぽい声。
ニカちゃんも河合ちゃんも、ほかの社員も少しびっくりしてる。
北「なんなの昨日の。
意味わかんないんですけど。」
「…何怒ってるの?」
「は?
まじで、ちょっと来い。」
険悪な雰囲気。
みんななんでこんなふうになってるか分かってないし、何よりひろくんの態度にびっくりしてる。
玉「A〜。
おはよ。」
そんな中、玉森くんが来た。
玉「みつさ、困ってんじゃん。
やめなよ、そういう感じ。」
北「あ?
玉には関係なくない?」
玉「関係あるから。
本当にやめなよ。
そういう所じゃない?
みつのダメなところ。」
玉森くん登場でさらに雰囲気は最悪。
見えないけど、火花がバチバチとんでるもん…。
周りからは、
「え?
どういうこと?」
「北山と玉森で、結城の取り合い?」
みたいなことも聞こえるし、女性社員からは
「嘘でしょ…」
「ありえないよね?」
なんて聞こえる。
河合ちゃんも、どういう事ですか!?って目で訴えてるし…。
そしたら、もう一人の同期、中島くんが
中「二人ともいい加減にしろよ。
俺らと結城、迷惑で仕方ないんだけど。」
って。
北「…ちっ。
まぁいいわ。
…外回り行ってきます」
中島くんの一言で、とりあえずこの状況から逃れることが出来た。
「…ごめん、中島くん。
助かった。」
中「いいって。
でも北山ってあんな感じなんだな。
正直びびったわ(笑)
…玉もさ、喧嘩うるようなこというなよ。」
玉「…ごめん。」
「いや、私の方こそごめんね…。
玉森くん、ちょっと話せる?」
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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時