検索窓
今日:2 hit、昨日:21 hit、合計:387,617 hit

40. ページ40

.



玉森くんに怒ってしまった。


玉森くんは下を向いてこっちを見ようともしてない。



「…ご、ごめん!

私…。」


冷静になって自分最低だったなって思った。

玉森くんは私を心配してくれてるのに。




玉「…俺はお前が心配なんだよ!


仕事でも上手くいかなくなって、プライベートでもいいこと無くてこのままだとボロボロになるよ?


無理しすぎなんだよ。


…だから!


俺に頼れよ。」



抱きしめられたその体は凄くあったかくて、私は声を出して泣いていた。




.






玉「…落ち着いた?」



数分して、涙も出なくなって少しスッキリした。


「うん。

…ごめんね。」


玉「いいよ。」


ニコって笑う玉森くん。

すごく優しいんだね。



「…なんで私、玉森くん好きにならなかったのかな(笑)


北山くんより玉森くん好きになればよかった。」




玉「認めるの?

みつが好きだって。」



「…うん。

でも、北山くんはそうは思ってないから。



もうこの関係、終わらせないとね。」



玉「…」



「今日、しっかり話すよ。


私、仕事手抜きたくないもん。

やっぱり仕事が一番だから!」



玉「ふーん。」



「玉森くん仕事あるのにごめんね…。

あと、返事だけどそんな急に好きになれないし


…ごめんなさい。」



玉「まぁ、そうだと思った。


大丈夫、俺のこと好きにさせるわ。」


「!?」



玉「だから、また告る。

で、ハッピーエンドみたいな?



みつなんて一生独身でいればいいよ。」


そんなことを言うから笑ってしまった。




.




私は半休を使って帰ることにした。

玉森くんに本当にごめんねっていったら、


玉「俺は期待もされてないし普段サボってるから大丈夫」

って。


それはそれでよくないんだけどね。



.

41.→←39.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (261 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
747人がお気に入り
設定タグ:北山宏光 , Kis-My-Ft2
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。