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北「明日も仕事だしもう寝よーぜ。

てか、弁当美味かった。

ありがとな?」


そういわれて、思い出した!

私がイライラしてた理由!



「てか、お弁当欲しいって言った理由、女の子避けのためなんでしょ?


…その子達に日替わりで作ってもらえばいいじゃん。」


北「はぁ?

意味わかんねーし。


何女よけって?」



だってお昼に、玉森くんが彼女?って聞いた時、そうかもねーって言ってたじゃん!


私達付き合ってないし、でもそういったってことは彼女いるアピールして取り巻きの女の子たちから離れようとしてるってことじゃないの?



北「…え!?

お前聞いてたわけ!?



…ちげーよ。

お前の飯、食いたかっただけだし。」


そういうと、私の目をじっと見つめてきた。


「ちょ、なに!

みないでよっ!」


北「何照れてんの?


あ、今キュンとしたんでしょ?」


「し、してないよ!」


そういうけど、ほんとは少しキュンってしたし嬉しかったんだよ?

だって、しっかり目を見て違うよって言ってくれたんだもん。



北「本当に、そんな理由じゃねえよ。

…また作って?」



じっと見つめられるし、自然に手は腰に当たってるし。

そんな状況で作って?なんて言われたら、いいよって言うしかないじゃん!


「…いいよ。」



北「よっしゃー!

んじゃ、寝よ?」



先に寝室へと行くひろくんのあとを付いて寝室へと向かった。


まだ数日しかたってないっていうのに、ベッドで二人で寝るのが当たり前になってしまった。



北「…ねみー。

明日俺、帰るの遅いかも。」


「私も、多分8時くらいになるかな?


また連絡するね。」



北「おっけ。




…A。

もっとこっち来いよ。」



ベッドの中で抱き寄せられて、完全に私ひろくんの胸の中。

心臓の音が聞こえる。


…私の心臓の音も聞こえちゃってるのかな?



北「ほら、こっち見ろよ。」


そういわれて、顔を上げたらいきなりキスされた。

慌てて下を向いたら、



北「…逃げんな。」


って言われてまた、何度も何度もキスされた。



触れるだけのキスだったのに、どんどん深くなっていって


最初は逃げてたけど、どんどんハマっていって



ひろくんのキスに溺れてしまう…。


いや、溺れてしまったみたい。

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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時

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