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玉｢あー。
A〜。
みつ移動してきちゃったね。
危ないんじゃない？
営業の順位争い(笑)｣
｢そんなに凄いんだ、北山くん。
別に負けたってなんとも思わないよ。｣
｢うわ。
嘘だね。
仕事女のくせに！｣
私をからかってるのか、これが普通なのか、よく分からないけど…
別に順位は気にしたことがないのはほんとだよ？
先輩達も凄いから私も頑張ってるだけ！
｢仕事は好きだけど、そんな嫌な女じゃないよ(笑)｣
そういったら、
｢えー俺は負けて欲しくないよ。
俺、みつに勝てるとこないから勝ってもらわないと。｣
…自分が頑張りなよ(笑)
北｢あー、玉！
会社案内とかしてくれるんじゃなかったのかよ〜｣
2人ではなしていたら、北山くんが来た。
…うん、チャラそう。
そしたら、
北｢あ、結城さん今俺のこと見た目で判断したでしょ？(笑)｣
だって。
…うわ、顔に出てた？？
玉｢仕方ないじゃん。
本当なんだしさ。｣
北｢おい玉！
変な事言うなよ！｣
玉｢本当じゃん。
みつさ、大学の時遊びすぎて女同士修羅場やばかったんだからね！｣
玉森くんが話すのを必死で止めようとする北山くん。
相当チャラいんだってすぐに分かった。
…なんか、負けたくないな。
チャラチャラ遊んでるような人に、負けたくない。
そう思った。
北｢…それは昔の話。
今はそんなことないし、真面目だから。｣
私に言い聞かせるように言ってきたけどそんなの信用出来ないし！
玉｢みつ、行くよー。｣
北山くんを置いていくように、玉森くんが出ていってしまった。
北｢まぁ仲良くしてよ。
同期だしさ！
じゃ、また後で。｣
今日わかったことは、見た目通りの性格ってことかな。
でも、なぜか気になってる自分がいた。
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作者名：yun
| 作成日時：2017年4月11日 0時
