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また、ってことは前にもこういうことがあったってことだよね?
横「また無理して発作起きて…心配するだろ?
前も言ったじゃん、ちゃんと言えって」
薫「心配かけたくなかったんだって…。」
横「お前のそういう所が嫌だったんだよ。」
横尾さんは薫のそばにいって、しゃがんで、手を握って
横「…入院ですんだから良かったけど、無理しすぎると命にも関わるって昔言われたの忘れたわけ!?
お前さ…全然変わってない。
なんで言わないわけ?
もう、昔の俺らと同じこと繰り返すのやめよ?」
薫「…心配かけたくなかったって言ってんじゃん!
それに渉には関係なくない?
ほっといてよっ。」
はぁーっとため息をつく横尾さん。
てか、薫心臓悪かったの…?
横「ほっとけないから来たんじゃん。
関係ないとか言うなよ。
薫…俺ずっと好きだったよ。別れてからも。
だから心配するし、不安にもなる。
無理すんなよ、お願いだから…。
…やり直そ?俺ら。」
聞いちゃいけない気がしたけどその場から離れることなんてできなくて、そしたらいつの間にかひろが隣にいることに気づいた。
横「心配かけたくないならそばにいろよ。
俺がお前が無理し過ぎないように一緒にいてやるけど、ダメ?」
病院の帰り。
横尾さんの告白に薫はすごく泣いてて、私達はいない方がいい気がしてそっと病室からでた。
「薫、病気持ってたんだ…。」
北「…な。
色々しんどかったのかもね。」
タクシーを拾って家まで帰る。
自分の恋も、薫と横尾さんの恋も、いい方向へと向かってて嬉しくなった。
北「てか、横尾さんかっこよかったな。
見直したわ。」
「ほんと、かっこよかった。」
北「やっぱり男は強くなくちゃね。
守ってく覚悟とか、そういう気持ちが大切だよ。
離れることがそいつのためとか今思えば綺麗事だったんだって改めて思った。」
「わかんないけど、私も薫も良かったと思う。
本当に離れた方が良かったらまた会ったりしないから…。」
疲れも溜まってて少し話していたら、そのまま寝てしまった私。
起きたらもう家の前までついていた。
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yuu.(プロフ) - clubwonderさん» いつもいつもコメントありがとうございます!完結しました!寂しいと言って貰えて嬉しいです(;_;)!続編、もし浮かんできたらアップしますね(*゚▽゚)ノいつもコメント励みになってました!本当にありがとうございました!⊂*`∀´⊃ (2018年11月30日 23時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
yuu.(プロフ) - くまのこさん» コメントありがとうございます!完結しました…!長かったです(笑) 続編何も考えていなかったのですが……時間があれば考えてみますね(*゚▽゚)ノ読んで下さりありがとうございました! (2018年11月30日 23時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
clubwonder(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく好きな作品だったので完結してしまうのも寂しいです!是非続編お願いしたいです!結婚後子供ができるとか…待ってます!笑 (2018年11月30日 21時) (レス) id: 697db724dd (このIDを非表示/違反報告)
くまのこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!ずっと楽しく読ませて頂いておりました(^^)これからも応援しています!番外編とか期待しちゃったりしてます……! (2018年11月30日 17時) (レス) id: 9fffa79d91 (このIDを非表示/違反報告)
yuu.(プロフ) - clubwonderさん» いつもありがとうございます☆そろそろ北山くん出てきます!!待っててください(*゚▽゚)ノ (2018年11月15日 2時) (レス) id: 18bce2a083 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yun | 作成日時:2018年8月19日 1時