Love Me？2 Ki

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｢…｣



何も言えない私。

言えないって言うか、何を言えばいいか分からない。




北｢…お前さ、なんでそんな大切なこと言わねぇんだよ！


なんであいつから聞かなきゃならねぇの…。



横尾さんも南ちゃんも知ってて、なんで俺は知らないわけ？

てか、どれだけ心配したかわかる？


勝手に居なくなんなよ…

心臓持たない…｣




｢…ひろ｣



北｢…南ちゃんには申し訳ないことしたと思ってる。


俺今日藤ヶ谷さんに聞いた。

横尾さんが南ちゃんと付き合ったのは聞いてたからさ、悪いと思ったけど横尾さんちに行ってどうにかしようって。

ここで帰ったらお前と一生連絡取れねぇ気がして居座った。｣



｢…うん｣



北｢なぁ、ちゃんと話さない？

俺は話したい。



…ってか、もう話す権利あるんじゃん。

お前が無理って言っても、お前の腹にいる子は俺の子なんだろ？

そうなら絶対話さないといけねぇよ。｣





｢…もう会いたくない｣


話さないといけないことくらい、

そんなの分かってるんだって…！

みんなから言われてるし、私だってわかってる。


でも、



…でも！








北｢俺は会いたい。


早く会いたい。


あってちゃんと話したい。



言い訳に聞こえるかもしれねぇけど、誤解してることだってあるんだよ。



本当の俺の気持ち知って、それから軽蔑でもなんでもしろよ。



そのかわり、その子が俺の子だってことは認めさせて？｣





｢…ひろ。｣





北｢…今そこにお母さんいる？



今から実家行くから。｣






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