Love Me？2 Ki

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藤ヶ谷さんと話した時のひろとは正反対。

ちゃんと冷静になって、後ろを向いたのに今度は私の目をしっかり見て。



覚悟を決めて。


でもね、ひろ。


俺のものとか、絶対渡さないとか、言われて嬉しいって思うのは私がまだひろのこと好きだからだと思うんだ。

結局、藤ヶ谷さんがどんなにかっこよくて優しくても、私はずっと一緒にいて男らしいけどチャラチャラしてるひろのことが忘れられないの。



そう思ったら涙が出てきて、いつの間にかひろに抱きついいた。





｢嫌いになりたいよっ。


ひろのことも忘れたいっ。


でもできないの！

浮気は本当に許せない。


なのにまだ私はひろのこと好きなのっ。｣


声を出してずっと泣いて、その間ひろはどうしていいかわかんなくておどおどしてて。


自分が好きと言ってしまったことに後悔した。






北｢A…。｣


｢嫌いになりたい…。


辛い思いしたくないの。

早くひろの事忘れたいよっ。｣



なのに少し嬉しそうなひろ。



北｢良かった、まだ気持ちあるんだ…。｣



｢自分でもわからないよ。


あんな酷いこと言われたのに。｣




手を引かれて、私は今ひろにまた抱きしめられたわけで、それが本当に心地よくて…。

心臓の音を聞くと落ち着いていられるんだ。



北｢…なぁ、まだチャンスはあるんだよな？


また2人で暮らせる？｣


｢わかんないよ。

ひろ次第。｣


北｢どうすればいい？｣


｢私しかいないって、証明して…？


もう、ほかの人のところに行かないってちゃんと約束してっ。｣



北｢何度も言ってるじゃん。




お前しかいないって。｣



｢…そんなの、口でならいくらでもいえるもん。


それがちゃんと証明されて、私に好きな人がいなかったら…もう一度考える。｣



すると、ゆっくりの私を離して、ニコって笑った。



北｢そんなの、簡単。


いくらでも証明してやる。



だから…ちゃんとお前のこと取り戻すから。

それまで待ってて…｣




そして、ゆっくりと顔が近づいてきて、キスされる…！

そう思った私は咄嗟にぎゅっと目をつぶった。









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