探偵社での藤原さんは【4】【文豪ストレイドッグス】

39幕 ページ43

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さて、先程も言ったが本当に静かだ。まるで私と乱歩以外誰も居ないかのように物静かなのだ




『ここまで静か過ぎると逆に怪しいよな。』




江戸「嗚呼、そうだね。」




ふと乱歩の方を見ると何やら考えているようだ。この現状を誰かの仕業だと考えると...だ。




探偵社はまず有り得ない。次にポートマフィアは以ての外。その他の知人がいる組織も有り得ない...並ば誰がこの様な状態を作り上げたのか。




『．．．可能性だけで留まって欲しかったものだ。この状況だと可能性ではなく"決定"しているじゃないか。』



四迷と啄木はまだ動いていない。並ば"後1人"候補から外したかったのだがな。



『まだ彼奴の力が分かっていない状態、危険でもあるが...この後探偵社が来る...はぁ、済まないが乱歩。私はこの先個人で動く。』



江戸「うん、そうした方がいい。僕なら平気だ！なんてたって僕は探偵社が誇る名探偵だからね！君は伽耶の方を優先して、早く行ってきな。」



"これ以上被害を出さないようにね。"





『嗚呼、分かっている。言い訳お願いな。』





江戸「まっかせてよ！あ、でもお詫びとして僕に駄菓子を奢ってね！約束だからね！！」




こんな状況でもブレないな乱歩は。だがそんな乱歩がいて少し安心した。





私はすぐさまその場を離れ伽耶がいる場所に向かった。














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人を...殺していないといいのだがな。


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