【薄桜鬼×歌い手】最強の殺人鬼は、雪村千鶴の弟で超美声歌い手。【男主】

[第十八話]『人を斬る』 ページ19

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A『あ…』


まふまふ「A…？」


A『あ…あ…ああ"！』


そらる「大丈夫だ。大丈夫だから…」




ぎゅ…




A『ごめん…ごめんなさい…っ
俺はまた……また……この手で…』


まふまふ「大丈夫っ！俺は何もされてないよ？」


A『でも…！』




黄色い紋章が強く光る。




それをおおうように被さる大きな手。




そらる「気にするな。なにもされていないから」


A『ごめん………なさい……っ」




次第に声ももとにもどり、紋章もすっかり消え去る。




まふまふ「良かったぁ」


A「ごめん…俺…
まだ、記憶があるんだ」




汚い、ドロドロの




どす黒くて、誰にも消せない




汚らわしい記憶が。




A「忘れられないんだ…今も、ずっと。だからたまに…
今のも、発散の一部なんだ。」


そらる「発散…まだあったのか」


A「うん。今のは本当ごくまれに…久々の発散で…
解消方法はひとつだけ」


まふまふ「なに？」


A『人を斬る』




一瞬、Aの目の色が変わったように見えたのは二人ともそうだろう。




A「でも今のは初めてのパターンだった。斬らずにすんだんだ」


まふまふ「俺達のおかげってこと？」


A「そうだね、」


そらる「そっか……良かった」


A「うん………
＿＿＿＿＿＿…ありがと」ﾆｺｯ


まふまふ／そらる「…！」(綺麗…)


A「どうした？」


まふまふ「Aは笑ったら綺麗だね…」


A「は…！？//」


まふまふ「あ、恋愛感情とかじゃないよ？見とれただけ」


A「う、うん…？」




よくわからないや。




そらる「………！！」


A「どうした…？」


そらる「二人とも、用意して」


まふまふ「え？どうして…？？」


そらる「Aと似たようなやつがいるんだ」


A「＿＿＿え…！？」

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遅れてすみません！;;

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