sha×ut 幸せ者 ページ33
utside
鬱「しゃおちゃ、好きっ…」
シャ「俺も好き、大好きやで…」
鬱「や、もむり…！」
シャ「…えーよ、我慢しんくて…」
シャ「っ、大丈夫…？」
鬱「うん、大丈夫…」
荒い息を整えながら天井を仰ぐ。
お腹に回される手に抵抗せずシャオちゃんの方を向くと口を塞がれた。
鬱「んぁ、むぅ…」
俺とシャオちゃんはいわゆる体だけの関係。
そこに恋愛感情はない。はずやけど。
…好きなんて言ったら口も聞いてくれんよなぁ。
シャ「次いつ会えるん？俺はいつでも大丈夫やけど。」
結局俺に対しては何にも思ってないから、なんて。
そう自分に言い聞かせるのも何回目やろ。
鬱「金曜やったら空いてるはず。金曜でいい？」
シャ「わかった。」
どうせ俺のことなんか眼中にあるわけないやん、諦めたらええのに。
そう思っても、会う度に気持ちは膨らんでしまうから。
シャ「…大先生にひとつそーだん。好きな奴おんねんけどさ、めっちゃ鈍感やねん。どうしよっかなーって。」
自分はただの“便利が良いだけの人間”だってこととっくにわかってるはずなのに。
何処かで期待してた自分が馬鹿やったな…
鬱「どんな人なん？例えばさ、可愛いのが好きとか、何か好きな物とかは知ってんの？」
どうせシャオちゃんが誰かと付き合えば俺は用無しだから、最後に役に立つことくらいしよう。
首に掛かる熱い息と髪の毛がくすぐったくて身を捩った。
シャ「うーん、煙草が好きで、頭良くて、可愛いねんめっちゃ。いっつも好き好き言ってんのに気付いてくれへんねんで？」
鬱「…もしかして最近香水っぽい匂いすんのもその人の影響？」
シャ「うん。煙草やって最近頑張っておんなじの吸って、香水やって同じの付けて。何で気付いてくれへんのやろ。」
そんなに想われてるなんて幸せ者やなー、なんて嫉妬しながら、幸せそうなシャオちゃんの顔を見た。
鬱「告白ちゃう、やっぱり。」
シャ「そっか、ありがと。
好きやで、大先生。」
…聞き間違い、やんな。そんな訳ないもんな。
シャ「ずっと好きやってん。ごめんな、そんな目で見てないの知ってるのに。」
鬱「…馬鹿、俺も大好きやわ。」
視界がぼやけながらシャオちゃんの細い体を精一杯抱き締める。
シャ「…これからは恋人としてお願いな、大先生。」
唇に何かが当たる感触がする。
恋人としてのキスは甘酸っぱい味だった。
ut総受け 知らない自分 リク→←tn総受け 本当は？ リク
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ウレツ - osutが見たいです。よかったですよ！ (10月12日 7時) (
レス) @page26 id: 227813be4a (このIDを非表示/違反報告)
足が痺れる、、、病気？ - 大先生が、何をいったかって？ふっ、そんなこと僕の小さい脳みそでわかると思うかい！？(４１ページ) (2022年4月24日 23時) (レス) @page41 id: 10c992112a (このIDを非表示/違反報告)
足が痺れる、、、病気？ - 誤字は草。em総受け、、、ﾁﾗｯ (2022年4月24日 17時) (レス) @page20 id: 10c992112a (このIDを非表示/違反報告)
天音 - すみません。誤字です。紙じゃなくて神、、 (2022年2月12日 19時) (レス) @page20 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - shp総受け紙ですね！あと、リクでzm×shpほしいです。！できたらで良いので！これからも頑張ってください！ (2022年2月12日 18時) (レス) id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和菓(とうふ) | 作成日時：2018年10月28日 17時
